明野西JFC監督日記

少年サッカーチーム「明野西JFC」の監督所感、活動予定/結果
(明野西JFCを愛し、応援する人々へ)

指導者冥利

2008年06月22日 18時51分48秒 | Weblog
 私のサッカーの指導理念は、「心が一流でなければ、技術は一流にならない」です。

 ここ一年、退団者やその親の考え方や、或いは、一部の卒団OBの問題行動を見たり、聞いたりするとすごく悲しくなります。
 私は、「心を一流に出来なかった」のだろうなと。
 一方、卒団OBから挨拶されたり、その活躍を観戦したり、またOBの親御さんから感謝の言葉を受けると、指導者として嬉しく思います。勝手に、私でも少しは役にたったのかなと。
 今まで、多くの「玉の可能性を持つ原石」を見ましたが、多くの子が挫折していきました。その経緯はいろいろですが、相当高いモチベーションを持ち続けなければ、夢は実現できないのです。そこから、「心が一流でなければ、技術は一流にならない」という結論に達しました。
 だからこそ、「玉の可能性を持つ原石」には厳しく接するのですが、これが誤解も受けるところかもしれませんが。

 勿論、県で一番になったり、九州で準優勝したり(今の中二の時)も嬉しいし、指導者冥利ですが、自己満足の嬉しさかなと今は考えています。それよりもそれぞれが、それぞれの道を窮め(多くはサッカー以外の)、大人になった時、『あの親父の言っていたことが自分のためになったな』と思っている子が1人でもいれば、幸せかなと考えています。

 最後に、私が川崎市時代(東住吉SC)に指導していた子(長男と同級)で、大学でサッカーを続けて夢を追いかけている選手を1人紹介します。
 駒澤大学のレギュラーで、CBの中山友規選手です。昨年は2年生ながらデンソーカップ(大学日韓戦)の選手にも選ばれました。試合結果などを追っていますが、頑張ってほしいと思っています。皆さんも注目しておいて下さい。
 それではまた。

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3 コメント

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難しいですよね (てつ)
2008-06-24 22:49:30
心が一流でなければ・・・

これは、人生全てについて言えることでしょうね!
大人でさえ一流の心を持った人はどれくらいいるのでしょうか?それを考えると、まず我々大人が一流になる努力をしなければ!と考えさせられます。今からでも遅くはない、私も一流目指して頑張ります!
背中を見ている子供たちのために。
ぼくは・・・・・ (デカ)
2008-09-07 13:01:00
こんにちわ。お元気ですか?たまたま見つけたので寄ってみました。ぼくも、退団者の一人ですが、僕が今まで出会っ大人の中では、監督は1番か2番目に尊敬できる人だと思います。僕はサッカーからは遠ざかったけど、監督のような心が一流のひとを目指して成長したいと思います。
監督! (カズ)
2008-09-16 21:35:32
デカさんのコメント、嬉しいですよね~!

ある本に書いてました。
「親は子供を幸せにしようと育てるのではなく、一人 前にすることが大切で、一人前に育った子供が幸せ
 になれるかは、本人の努力次第」だって。

その通りですよね。
今の親は、幸せにしようと育てるから甘くなる、自分の子供しか見えなくなる・・・。

そお考えると、監督の元で育ったから、一流の大切さを知り、努力する人間になる・・・。
そんな子供たちが一人でも多くなるといいですよね!

私も一流目指して、がんばってますよ~!

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