明美指圧はりきゅう室の健康歳時記

季節の変化を身心で感じていますか?

輪くぐりさんへ

2011-06-30 21:52:52 | 雑 節

今日で今年も半分が終わりですね。早いものです。

毎年近くの八幡神社で行われています、

夏越大祓式(輪くぐりさん)に行ってきました。

人形代で自分の身体をさすり、息を吹きかけて、

自分の半年分の罪、穢れを移して、神社に納めてきました。

これからの夏を無事に超えられるように。という意味合いもあるそうです。

今年はまだ梅雨にもかかわらず、真夏なみの気温が続いたからか?

茅の輪が枯れていたのは、残念でした。例年ですと青々しているのですよ。

皆さんのお近くの神社でもありますか?

お正月に初詣に行くと思いますが、

輪くぐりさんにも行って、明日からまた新しい気持ちで過ごしませんか?

11630 茅の輪が枯れていて残念でした。


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夏至ですね

2011-06-22 06:44:42 | 二十四節氣

今日は二十四節氣の夏至です。

一年で一番、昼が長い日ですね。

幸い今日の静岡市は梅雨晴れ間となりそうです(^o^)

掃除、洗濯をして、スッキリしたいものですね!

暦の上では真夏の真っただ中、なんですよね。

静岡市の予報では氣温も30℃を超えるようです。

今年は節電を呼びかけていますし、

まだ身体が暑さに慣れていませんので、

水分、塩分、休養を適度にとって熱中症には氣をつけて下さい。

暑くて、日の暮れが遅い今日は、ビアガーデンが混むかもしれませんね。

OL時代には、会社帰りにまだ外が明るいと・・・(^_^;)寄り道していましたね~。

懐かしく思い出します。

今はウォーキングで汗をかいています。


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お休みのご案内

2011-06-20 17:52:50 | お休みのご案内

今年は梅雨らしく、しとしと雨が降りますね。

お身体の調子はいかがでしょうか?

6月22日 水曜日はお休みいたしますので、よろしくお願いいたします。


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痛みについて②

2011-06-18 14:16:20 | 学問

前回は痛みの東洋医学、特に漢方の診断、治療方針について説明しましたが、

今回は鍼灸治療の痛みの診断、治療法について説明します。

◇診断法は、前回の内容も当然含まれますが、その他の診断法をご紹介します。

☆痛む場所がどこか? どの経絡に関連があるか?を診ます。  

例えば、頭痛は・肝経、 腰痛は・腎経。・などの経絡に変動があると考えます。 また、頭痛でも痛む場所によって関連経絡があります。

例えば、こめかみ辺りが痛いなら・・胆経、 後頭部なら膀胱経。・・・などおおよそどの経絡の変動なのか、見当をつけます。

次に ☆脉がどのようになっているか?を診ます。

・比較脉診といって、どの経絡が一番弱っているのか? また強すぎるのか?を診ます。

それから・脉状診といって、脉の流れ方を診ます。

痛みの脉というと、弦によりを強くかけたような脉・・これを緊(きん)脉といいます。

脉状には何十種類もあるのですが、主な脉状には、

・浮(ふ)脉・・・・・浮いている脉・・病浅く、表病

・沈(ちん)脉・・・・沈んでいる脉・・病深く、陰病

・遅(ち)脉・・・・・遅い脉・・・・・冷えを現す

・数(さく)脉・・・・速い脉・・・・・熱を現す・虚(きょ)脉・・・・弱い脉・・・・・生気が損なわれている

・実(じつ)脉・・・・強い脉・・・・・生気満ち溢れているか、邪気が多い

以上六祖脉があります。これらを総合判断して、証をたて、どの経絡のツボを使うか、また鍼灸の手技を決めます。

◇治療法

まず、経絡の一番弱かったところを補います。(本治法)

この時、脉状により鍼の刺し方を変えます。

・浮(ふ)脉・・・・病浅く、表病・・・浅く刺します。

・沈(ちん)脉・・病深く、陰病・・・・深めに刺します。

・遅(ち)脉・・・冷えを現す・・・・・刺して少しとどめておきます。

・数(さく)脉・・熱を現す・・・・・・刺したら速めに抜きます。

・虚(きょ)脉・・生気が損なわれている・充分補い、鍼を抜き素早く閉じる。

・実(じつ)脉・・生気満ち溢れているか、邪気多い・・邪を集め、鍼を抜き閉じない。

これらの脉の組合せで手技が決まり、治療し経絡を整え、自然治癒力を引出します。

次に痛い部位、または関連するツボに治療いたします。(標治法)

例えば・熱をもち腫れている場合・・・・瀉の手法で浅めに刺し、熱を散らします。

     ・冷えによる痛みの場合・・・・・若干深めに刺入し、じっくり補い温めます。

大まかに、痛みの治療はこのようにしています。


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痛みについて ①

2011-06-12 22:23:35 | 学問

先週参加しました漢方講座を踏まえ、東洋医学の痛みの捉え方をご紹介します。

西洋医学では、痛い場所により受診する科が異なります。

そこで診察、検査などで原因を突き止め、

原因部位の治療をする。場合により手術で取り除くことで痛みが消失。

または痛みで日常生活がままならない場合、痛みを抑える薬を使用する。

以上のような治療が主になると思います。

東洋医学では、痛い場所だけでなく全身の状態も改善していく治療を行います。

診断法

☆ズキズキ痛む、触れられるのを嫌がる、急激な痛み・・・・・実痛(じっつう)

☆しくしく痛む、触れられると気持よい、緩やかな痛み・・・・虚痛(きょつう)

☆温めると楽になる・・・(かん)・・冷えによるもの

☆冷やすと楽になる・・・(ねつ)・・熱をもっている

☆痛い部位が移動する・・・・・()の病

☆痛い部位が固定している・・・(けつ)の病

さらに問診により、原因を判断していきます。

☆外因 (風、暑、湿、燥、寒、火)・・・・外部の邪に中られる。

☆内因 (怒、喜、思、憂、悲、恐、驚)・・感情の変化によるもの。

その他、食べ過ぎ、働きすぎ、外傷・・・など外因でも内因でもないもの

以上を総合判断し、診断、治療法が決定します。

治療法

今回の漢方講座では、

☆実痛・・・(しゃ)、余ったものを除く。

☆虚痛・・・()、足りないものを補う。・・・人参、当帰などの補剤。

☆寒邪・・・温める。・・・・・・・・・・・・・附子、当帰などで温める。

☆熱邪・・・冷やす。・・・・・・・・・・・・・石膏、知母などで冷やす。

☆氣滞(氣の病)・・・・・・・・・・・・・・・・柴胡などで氣を整える

☆血滞(血の病、瘀血)・・・・・・・・・・・・・駆瘀血剤で血の循環改善

☆水滞(水の病)・・・・・・・・・・・・・・・・駆水剤で水の循環改善

他にも色々な生薬、処方の発表がありましたが、省略させていただきます。

生薬単品でなく、生薬の組み合わせにより薬効の相乗効果があるようです。

また世良田先生は、痛みの変化に伴い処方を変えていらしたので、

私は信頼できる先生だと感じました。

一度処方したら同じ漢方薬を飲み続けるのは、私は?です。

鍼灸もその都度、診断し直しツボを変えていきます。

世良田先生は、

西洋薬の鎮痛薬長期服用は、身体を冷やし、痛みを長引かせる場合があり

注意が必要とのことでした。また再発する確率が高いようです。

漢方薬は再発率が低いと説明されました。

これは、痛いところだけを治療するのでなく、身体全体を整えるからですね。

漢方薬治療では、以上のように主に氣、血、水のバランスを整え

原因(外因、内因、その他の要因)を取り除くことで痛みを消失させます。

漢方=東洋医学。と思われがちですが、

私たち鍼灸師の行う診断、治療法は以上にあげたことも含まれますが、

微妙に異なるところがあります。

そのことについては、後日説明いたしますね。


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