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中学武道に「銃剣道」は変だ<朝日新聞「声」欄>

2017年04月08日 | 学校教育
今朝の朝日新聞投書欄「声」の投稿を転載します。

中学武道に「銃剣道」は変だ
無職 加藤 八郎(愛知県 67)
 文部科学省が新学習指導要領で、中学校の保健体育の「武道」に選択制とはいえ「銃剣道」を明記したのはなぜなのか。
 新学習指導要領改訂案へのパブリックコメントで、銃剣道を「加えるべきだ」との意見は数百件という。競技人口や国体種目であることも判断材料だったと聞く。
 全日本銃剣道連盟の会員数は全国で約3万人で多くが自衛官という。一方、剣道は国内の有段者が約180万人。全日本柔道連盟の
登録者は約15・9万人だ。銃剣道は日本古来の武道というわけでもなく、中学の授業でやる必要性が理解できない。
 剣道の技には面や胴、小手、突きがあるが、突き技は危険度が高く、小中学生では禁止されている。銃の形をした木製の「木銃」
でのどや小手、肩などを突いて競う銃剣道はより危険度が高いのではないか。文科省は相手を突かない型の授業を想定しているという
が、それで意味があるだろうか。
 精神鍛錬が目的ならば、今までの剣道や柔道などで十分だ。文科省の判断は、自身のブログに「銃剣道を学習指導要領に」とつづっ
た元自衛官の参院議員への「付度」なのだろうか。




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