朱の徒然

変形性股関節症の76歳

映画「シング・ストリート 未来へのうた」 監督ジョン・カーニー

2016年07月13日 | 日記

 大雨洪水警報発令中の どっしゃぶりの雨。

 その中を、何年かぶりに取り出したYUKIKO・KIMIJIMAのレインコートを着込んで 街へ。

 電車で着いた街はカラリと晴れ。 目指すデパートには、もういっぱいの人。 今日はデパートの「招待会」。

 先着8,000人に “パンケーキプレゼント”。  もう終わってるかも? と思いながら、急いで適当に買い物して、 列に並んで ゲット。

 次に、隣のビルの6階へ。  ここの婦人服招待会に、大慌てで、試着もせず、ワンピースを手に、会計で、プレゼントの “バケット” ゲット。 バケットは、あと3本しか残っていなかったけど、ここは先着1,000人。 やっぱ、こちらのプレゼントは知らない人も多く、客の出足が雨で遅かったのね。うっれっしい。

 バカな主婦でしょ?  もらうものより何倍ものお金をかけて・・。 そこが、主婦根性ってものですよ。買物で、社会に貢献?  店の心意気に応えたのよ。  バカでしょ?ハイ。

 これ以上いると、細い年金暮らしなのに、もっと余分なものを買いそうなので、いつもの喫茶店へ。 心中は、GIへ土産が出来たと、大いに満足して、すっかり雨の上がった、大本命の映画館へ。

  

 「シング・ストリート」 すばらしい 青春音楽映画でした。 アメリカ、イギリス、アイルランド合作。

 15歳のダサい少年が、養護施設で暮らす16歳の大人びた女の子に恋する話でした。

 未来派って名乗って、6人でバンドを作っての青春。 マネージャーも可愛かったね。

 主役の少年が、どんどん垢抜けて、歌も上手くなっていって、いじめにも負けず、家庭崩壊にも負けず、逃げ場のない悲惨な場所から脱出して 生きる道をみつけていく成長物語。  全然話に無理がなくって、音楽があるっていいねと思わせる展開。  悲しみの中の喜びを知って、皆で笑いたいと・・。

 

 1985年のダブリンって、イギリスだとばかり思っていましたが、独立したアイルランド共和国なんですってね。  ただし、北アイルランドは、イギリス領で・・。  よく分かりませんが、北アイルランドは、プロテスタント。  アイルランド(アイリッシュ)は、カトリックらしい・・。 保守的? 宗教が、生活に色濃く影響するんですね。  全てが、荒んでいる灰色の街。

 この頃、私は、自分の無知さを痛感することが、多くなりました。   もしかしたら、映画によって、ようやく自学自習の課題を見つけたのでしょうか?   遅すぎるけど、関心と好奇心でのイギリス深まり興味です。

 イギリスEU脱退で、キャメロン首相(49歳)に代わり、首相になられるメイ内相(59歳)に注目しています。  彼女は、おしゃれ大好きらしい。  これから、イギリスの変遷をTVで観るのが、より楽しみになりました。

 国の行く方と移民の今後と・・。  貧しさと移民はセットだとすると、ポンド低循環・円高は続きますね。

 先日観た映画「ブルックリン」でも、主役は、不況下のアイルランド移民でした。

 今回の「シング・ストリート」は、ダブリン出身の監督の半自叙伝だそうですが、そんなに大不況で、ここまで人心も荒れ果てているなんて、知らなかった。  1980年代  私が子育て中の日本は、豊かで平穏でしたね。  ASKAの 『万里の河』 が流行っていました。

 50キロしか離れていない他国のロンドンにとりあえず憧れ、それより、もっと好きなのは、アメリカだったんですね。 夢見るアメリカの卒業パーティーの妄想シーンなんて、すっごく良かった!

 最後の暗闇ロックも良かった。 なにしろ全部、全部、全編音楽で、愛があって、ラストの荒れた海も 希望を表していて 良かった。   いつも音楽で人生を現していて・・。頑張れって思いました。

                 ちょっと、泣きました。

 

 映画館の帰りに、街の通りでチラシを配ってる若い娘に応えるべく、足裏マッサージ店へ。       

   貴女の人生に無駄はないよ!と応援のつもり?  丁寧で上手でしたよ。

 

  夕飯は、下ごしらえしていたピーマンの肉詰めとゴーヤのコーン炒め。

         GIは、5個も肉詰め食べたよ。お腹空いていた?

   

今年最後のアジサイ。              雨続きで、これくらいの華やぎね。

     

雨の日は、中国の香りで。   GIの初めての、きゅうり。すごいね。上手だねってパクパク。

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