朱の徒然

変形性股関節症の69歳

映画「カフェ・ソサエティー」 脚本・監督 ウッデイ・アレン

2017年05月12日 | 日記

 御年82歳の巨匠ウッデイ・アレン(オーストリア系ユダヤ人)の映画。

 

                                

 元々、アレンは 哀愁の感じられるコメディアンだったね。 ダイアン・キートンやミア・ファローとの恋や、養女の韓国系少女とのスキャンダルぐらいまでは、「スクリーン」や「映画の友」で読んで知っていましたが、大好きゴシップにも、すっかり縁遠くなっていた老いちまった私。  アレンは、老人になっても、心が枯れずに、恋が書けるって素敵ね。

 ウッデイ・アレンの映画には、昔から当て外れがありません!  全てが甘美で 女心に溢れた 憧れ画面なんですよ。どの作品も・・。 映像美に溢れ、映画ならではの 心のふくらみを、妄想を 膨らませてくれます。

 

 今回の映画「カフェ・ソサエティー」も、勿論 素晴らしかった! 雨の降る中、行ってよかったあ!観客も多かった。

 カフェ・ソサエティーって、1915年につくられた造語で、ニューヨーク、パリ、ロンドンにあるレストランの社交場って意味らしい。毎夜、名士や政治家が集う場の店名になっていたらしい。 

 アレンの生まれた頃でもある1930年代は、世界恐慌の後で、アメリカは混とんとしていたのね。

 主人公の父親は、移民のユダヤ人。貧しい宝石職人で、ブルックリンに住んでいる。3人の子供のうち、長男はギャング。長女は生真面目な共産主義者と結婚している。次男の主人公が職を求めて、映画のエージェントとしてハリウッドで成功している叔父の元で働き始める。そこで、叔父の美しい秘書に恋をする。でも、彼女は叔父の愛人だったので 結局 失恋。

 で、次の舞台は、ハリウッドより華やかで物騒なニューヨーク。 兄の店「カフェ・ソサエティー」のマネージャーとして働き、離婚歴のある美しい人と恋して結婚する。

 ギャング成り上がりの兄は殺人まで犯し、捕まり、刑務所でユダヤ教からキリスト教への改宗をするといったユダヤ人らしい掘り下げ方も多々ありましたが・・。  私の勉強不足ですが、命を粗末にする時代状況だったのでしょうね。

 それよか 私にとってのウッデイ・アレン映画は、甘く切なくゴージャスで華麗な大人の恋話。全てが お洒落。

 小柄で猫背の冴えない平凡な主人公(『車のライトを見て動けない鹿』って形容されていた)と美しい女性たちが繰り広げる画面がステキ。  セントラルパークっていいね、ニューヨークに行きたーいよー。

 映像に思いっきり浸った夢中の96分でした。流れるジャズが またいいね。  ああー チャールストン踊りたい。あの頃?

 ラストの きらびやかな社交界を生きながら、 男も女も ふっと 心 立ち止まる瞬間の さみしい表情! 

                            たまらんかった。 涙しそうな気分・・。

 わかってる わかってる。みなまで言うな 人生って・・。  あの頃には もう戻れないのよ。

        ウッデイ・アレンは、大々巨匠ですね。次回作が待たれます。お元気で頑張って下さい!

   映画の後、

  大雨だけど、毎回楽しむアクロスの「あかり絵の世界展」へ、地下街伝いに行きました。

 

    ほのぼのとした懐かしの昭和の子供達。いつまでも飽きない仕草が可愛いね。いたねこんな子達!樹脂人形。

 

 「SOHBI」が、ここへ移転していました。セール中の英国エンズレイの紅茶カップを買って、隣の店でフルーツパンケーキとコーヒーで、「週刊ポスト」を2冊読んで、一強政治の怖さを知らされて帰りました。(権力って愚鈍に任せちゃダメでしょ。愚鈍と謙虚は相反するものね)

    雨でも 暗いヨーロッパ街路樹模した地下街は、いっぱいの人が歩いていました。

 雨の日は、アロマの香りで・・。GIは歴史講座へ。

 ティラの毛糸の帽子を探しています。見つからないねー。

 

 

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