ライフ、健康

元気で幸せで暮らすため いい生活習慣を身に付けまましょう

Introduction and use of LED Par description

2016-04-11 09:06:02 | 健康な食べ方

The lighting fixture of LED structure simple and elegant designed, which used aluminum profiles made of one-piece greatly reduce the weight. Two sets of installation provide customer convenience, improve light utilization, very practical, truly Tri-Proof.
There are waterproof and dustproof drop resistance against pressure and even moisture corrosion, using a very wide range. Get all customers' recognition and acceptance.
Tri-proof led light means: waterproof, dustproof, anti-corrosion these three. Oxidation using special anti-corrosion materials and silicone seals to achieve the lamp protection requirements. This light circuit control board corrosion, water, oxidation treatment, for electrical boxes sealed cooling capacity is weak features, intelligent temperature three anti-lightstri-proof led light for operation of the circuit, reducing the power converter operating temperatures, strong electrical isolation protection on the road, double insulated connectors ensure the safe and reliable line. According to the actual working environment of the three anti-lamp, lamp protection box for surface nano-spray corrosion proof treatment to prevent dust and moisture from entering.
instructions of waterproof led par light
1, LED Par can be installed in any position, and the distance between the light and the person or others should be more than one meter, please make sure to lock the light should be made to foot
Enough safety precautions.
2.Make certain voltage and frequency to adapt to the power supply and in the right light, and then open it.
Maintenance Make sure the power is off, if you want to open or maintain a dry light.Keep light, the light output will remain, if you regularly clean
The light can also be extended using the specialized glass cleaning fluid cleaning it.Don 'T use alcohol or chemical liquids to clean it, and please clean the inside of the vacuum cleaner light at least once a year.
WARNING Be careful installation.
Do not use this product near water or other liquids.
Do not install in high temperature environment, the distance between the lamp and other objects should be at least 0.5 meters.
Do not look directly at the light, otherwise it will damage your eyes.
Before opening the maintenance lamp, must confirm that the power has been cut off.
The light emitting diode damaged, it must be professional and technical personnel maintenance.

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山田英生:―複数種類の蜂蜜の併用で効果が高まる可能性―

2014-06-10 11:36:07 | 健康な食べ方
株式会社山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡鏡野町 代表:山田英生)は、このたび、「山田養蜂場 みつばち研究助成基金」にてイタリア・東ピエモンテ大学のエリア・ランツァート博士を助成し、山田養蜂場が提供した、完熟生蜂蜜が、傷ついた皮膚の“再上皮化(さいじょうひか)”を促進して治癒を促すこと、さらに、蜂蜜の種類によって再上皮化を促進するメカニズムが異なることを確認しました。今回の研究から、伝承的に用いられてきた蜂蜜の創傷治癒効果に関わる作用機序の一端が明らかとなりました。
なおこの成果は学術誌“Wound Repair and Regeneration”にて発表されました(詳細は3ページ目をご覧ください)。

【背景と目的】
山田養蜂場は創業以来、加熱しない天然の蜂蜜の中に未知の有効成分があると考え、熱の影響を避けるために45℃以下で管理した完熟生蜂蜜を販売しています。
蜂蜜は古来より、創傷治癒やスキンケアを目的として世界各地で伝承的に利用されてきた天然素材であり、医療現場での使用を目指した研究も数多く行なわれています。一方で、治癒に至るまでのメカニズムや、蜂蜜の種類、すなわち蜜源植物※1)による効果の違いについては不明な点が多く残されています。
そこで弊社は、イタリア・東ピエモンテ大学のエリア・ランツァート博士らの研究グループを助成し、蜂蜜が創傷を治癒するメカニズムとはどのようなものか、また蜂蜜の種類によって効果やメカニズムに違いがあるかどうかを、傷ついた皮膚の“再上皮化”に注目して検証しました。再上皮化とは、傷の周辺の上皮細胞(体の表面の細胞)が移動して傷をふさぎ、元の状態へ戻そうとする過程のことです。この研究では、山田養蜂場が販売する非加熱の完熟蜂蜜を用いました。

【方法】
①シート状に培養したヒト皮膚細胞に引っかき傷をつけ、蜂蜜を添加しない状態、あるいはアカシア蜂蜜、ソバ蜂蜜、マヌカ蜂蜜※2)をそれぞれ0.1 %の濃度で細胞に添加した状態で24時間培養。再上皮化促進の指標である“再上皮化率”を算出し比較。
②再上皮化に関わる細胞内のメカニズムを明らかにするため、蜂蜜を添加した皮膚細胞における関連遺伝子の発現量やタンパク質の活性を評価。

【結果】
①すべての蜂蜜が同様に、無添加よりも著しく高い再上皮化率を示しました(上図)。
②蜂蜜の種類によって、再上皮化に関わる遺伝子の発現やタンパク質の活性に違いが見られました。

【まとめ】
非加熱の完熟蜂蜜が、傷ついた皮膚の再上皮化を促進して治癒を促すこと、さらに、蜜源植物によって異なるメカニズムで再上皮化を促進することが、試験管内試験によって示されました。この結果は、複数種類の蜂蜜の併用によって、より高い治療効果が得られる可能性を示唆しています。今回の研究成果が、日常的な怪我はもちろん、重篤な皮膚症状の治療に役立つことが期待できます。

本リリースに関するお問い合わせ) 株式会社山田養蜂場 文化広報室 関、寺田 〒708-0393  岡山県苫田郡鏡野町市場194
TEL:0868-54-1906 (月~金 9:00~17:30、土日祝除く) / FAX:0868-54-3346 / ホームページ:http://www.3838.com
みつばち健康科学研究所ホームページ:http://www.bee-lab.jp / 公式ツイッター:@yamadabeelab

 参考資料

【背景と目的】
1)蜂蜜には傷を治す力があるが、どのようなメカニズムで治癒するのかは不明だった
加熱しない天然の完熟蜂蜜は、エネルギー源となる糖分をはじめ、栄養の代謝を促すビタミン類や、体の調子を整えるミネラル類、必須アミノ酸、酵素、フラボノイドなど、実に180以上の成分を含んでいることが知られており、他にも未知の成分があると考えられています。
古来より、貴重な栄養源として重宝されてきた蜂蜜は、同時に、創傷治癒やスキンケアを目的として世界各地で伝承的に利用されてきました。医療の現場においても、傷や火傷の治療に役立つ天然素材として期待を集めており、絆創膏や湿布の薬剤など、臨床での使用を目指した研究も数多く行なわれています。一方で、治癒に至るまでのメカニズムや、蜂蜜の種類、すなわち蜜源植物による効果の違いについては不明な点が多く残されています。

2)創傷治癒に至る重要な過程: “再上皮化(さいじょうひか)”
創傷を治癒する際に、皮膚は“再上皮化”を起こします。再上皮化とは何か、模式図を使って説明します。


 つまり再上皮化とは、傷の周辺の上皮細胞が移動して、傷を元の状態へ戻そうとする過程のことです。


3)試験の目的: 蜂蜜による創傷治癒に“再上皮化”が関わっているか明らかにする
以上の点を踏まえて、弊社は、イタリア・東ピエモンテ大学のエリア・ランツァート博士らの研究グループを助成し、加熱しない天然の完熟蜂蜜が創傷を治癒するメカニズムとはどのようなものか、また、蜂蜜の種類によって効果やメカニズムに違いがあるかどうかを、“再上皮化”に注目して検証しました。


【試験概要】
試験1) 蜂蜜は、傷ついた皮膚の“再上皮化”を促進することによって治癒を促す
シート状に培養したヒト皮膚細胞に針状のチップを用いて引っかき傷をつけ、蜂蜜を添加しない状態、あるいは、アカシア蜂蜜、ソバ蜂蜜、マヌカ蜂蜜をそれぞれ0.1 %の濃度で細胞に添加した状態で24時間培養しました。陽性対象として、強力な創傷治癒促進剤である血小板溶解液を20 %の濃度で添加しました。そして、引っかいた直後の傷の幅と、培養後の傷の幅から再上皮化率を算出しました。その結果、すべての蜂蜜が同様に、無添加の状態よりも著しく高い再上皮化率を示しました(図)。再上皮化率を高める成分は再上皮化を促す働きを持つと判定できるため、蜂蜜は、傷ついた皮膚の“再上皮化”(前ページ模式図③④⑤)を促進することによって治癒を促すと考えられます。

試験2) 蜂蜜の種類によって異なるメカニズムで再上皮化を促進する
さらに詳細な創傷治癒メカニズムを解析するため、アカシア蜂蜜、ソバ蜂蜜、マヌカ蜂蜜をそれぞれ添加したヒト皮膚細胞における、再上皮化関連遺伝子の発現および関連タンパク質の活性を調べました。その結果、蜂蜜の種類によって違いがあることがわかりました。特に、アカシア蜂蜜とソバ蜂蜜が上皮間葉転換(前ページ模式図③)を制御するさまざまな遺伝子の発現を著しく変化させたのに対して、マヌカ蜂蜜では顕著な変化がほとんど認められず、アカシア蜂蜜およびソバ蜂蜜と、マヌカ蜂蜜とでは、再上皮化を促進するメカニズムが異なることが推察されました。この違いは、蜜源植物に由来する成分の違いによるものと考えられます。

【まとめ】
今回の研究によって、非加熱の完熟蜂蜜が、傷ついた皮膚の“再上皮化”の促進によって治癒を促すこと、さらに、蜜源植物によって異なるメカニズムで再上皮化を促進することが明らかとなりました。この結果は、複数種類の蜂蜜の併用によって、より高い治療効果が得られる可能性を示唆しています。今回の研究成果が、日常的な怪我はもちろん、重篤な皮膚症状の治療に役立つ可能性があります。

【出典】 ※本リリースでご報告した研究成果は、下記の論文で発表されています。
Ranzato E, Martinotti S, Burlando B., Epithelial mesenchymal transition traits in honey-driven keratinocyte wound healing: comparison among different honeys. Wound Repair and Regeneration, 20(5), 778-785, 2012.
【用語解説】
※1)蜜源植物・・・蜂蜜の原料となる花蜜を求めて、ミツバチが訪花する植物。例えばソバ蜂蜜は、ミツバチがソバの花蜜を集め、自身の消化酵素でショ糖をブドウ糖と果糖に分解し、糖度を79 %以上に高めた蜂蜜である。
※2)マヌカ蜂蜜・・・ニュージーランドとオーストラリア南東部に自生するフトモモ科の植物・マヌカ(ギョウリュウバイ)を蜜源とする蜂蜜。強い殺菌力を持つことが知られている。

【山田養蜂場 みつばち研究助成基金について】
「山田養蜂場 みつばち研究助成基金」は、予防医学的健康観に基づいて、蜂産品を初めとする天然素材を対象とした研究を活性化し、その成果を皆さまの健康や美容に活かしたいとの思いから、2008年、創業60周年を機に設立した基金です。これまでに、医学、薬学、生物学、機械工学などの幅広い分野における国内外の研究を支援してまいりました。2013年度も募集を行ない、現在、選考を行なっているところです。本基金も6年目を迎え、その成果は、国内外の学術誌や学術大会などで続々と発表されております。今後も、ニュースリリースやホームページ、セミナーなどで成果をお知らせしてまいります。どうぞご期待くださ
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山田英生:肉と魚の効用、健康や老化への影響

2014-05-16 08:48:12 | 健康な食べ方
良質なたんぱく質で若々しく。 肉食系長寿のススメ。

高齢者こそたんぱく源を 肉と魚の食べ方

 年をとると、肉を避け、魚や野菜中心のあっさりしたものを好む傾向があるようです。「肉はコレステロールが高いのに対し、魚は逆に低く、中性脂肪を下げる」との思いがあるからでしょうか。しかし、肉を控えたほうがよいのは、太りやすい40代、50代の話。反対に「食が細く、栄養不良に陥りやすい高齢者は、動物性たんぱく質をできるだけ摂ったほうがよい」と肉食を勧める専門家も少なくありません。肉には転倒による骨折や貧血を防ぎ、老化を遅らせる働きがあります。肉と魚は、1対1の割合で1日おきに、交互に食べるのが理想的な食べ方といわれています。老化と寿命研究の第一人者で、順天堂大学大学院教授の白澤卓二さん(55)と山田英生山田養蜂場代表(55)が肉と魚の効用、健康や老化への影響などについて語り合いました。


粗食は老化を早める

山田 人間、年をとると、若い頃のように肉や脂っこいものをあまり食べなくなりますね。どちらかといえば低カロリー、低脂肪で塩分控えめのあっさりした粗食を好む傾向があるようです。やはり、肉はコレステロールが高く、健康によくないと思われているからでしょうか。でも粗食ばかりで肉を食べないと、逆に栄養が不足しがちになり、かえって老化を早めてしまうことにならないか、心配になります。

白澤  「年をとったら粗食がいい」と思っている人は、意外と多いかも知れませんね。でも、それは、誤解ではないでしょうか。肉やコレステロールを抑える食事が必要なのは、メタボリックシンドロームに陥りやすい40代、50代の話であって、65歳以上の高齢世代では、そうした粗食は、むしろ老化を早める原因になる場合もありますね。確かに高齢になると、若い頃に比べて活動量が減り、その分エネルギー消費量も落ちてきます。しかも、臭覚や消化力も衰えて食欲が低下しますから、必要なだけの栄養さえ摂れなくなる恐れも出てきます。栄養状態がよいか悪いかは、その人の血液中のアルブミン濃度を測ればわかります。

山田 アルブミンは、肝臓でつくられるたんぱく質のことですよね。私たちにとって健康を保つだけでなく、若々しさや長寿にもつながる大切な成分と聞きました。

白澤  そうです。アルブミンの測定は、栄養状態を判断するだけでなく、老化の進行状況をチェックするうえでも欠かせません。たとえば自分で衣服が着れる、自分で食事が摂れる、トイレにも一人で行ける―など、自分の身の回りのことができる人は、アルブミンの量が十分足りている証拠。アルブミンの量が不足している人は、たんぱく質の摂取が少ない、といってもよいでしょう。おっしゃる通り栄養が足りなくなると、老化が進みます。老化をできるだけ遅らせるためにも、良質な肉を適量摂ることが大切です。
山田 「コレステロールが健康によくない」という考えは単なる誤解だったのですね。

お勧めは豚のヒレ

白澤 はい。肉から得られる良質なたんぱく質は、免疫力をつけるのにも役立ちます。肉を食べずに、血中コレステロール値が低くなり過ぎれば、血管が弱くなり、脳卒中が起きやすくなります。低栄養に陥らないためにも、肉はしっかり食べたいですね。

山田 肉にも、牛肉、豚肉、鶏肉など種類がたくさんあります。特に牛肉や豚肉では、「肩ロースがおいしい」「ヒレ肉がいい」など、人によっては部位ごとに好みも異なるようです。高齢者が老化を防ぐにはどんな肉を、どのように食べればよいのでしょうか。

白澤 何といってもお勧めは、豚のヒレ肉でしょうね。豚肉には、食ベ物の中でもトップクラスのビタミンB1が含まれ、牛肉と比べてもその量は、約10倍あるともいわれています。豚肉を100g~150g食べるだけで、1日のビタミンB1の必要量が確保できるほどです。

山田 ヒレ肉は豚肉の中でも最高級で、とても柔らかく、トンカツなどによく使われますよね。

白澤 豚のヒレ肉は、同じ豚のバラ肉と比べても、ビタミンB1の量は約2倍。しかも、脂肪やカロリーも少ないため、肥満や生活習慣病などの予防にもよいとされています。ビタミンB1には、ご飯やパンなどに含まれている糖質をエネルギーに変える働きもあるので疲労回復には、もってこいの食材ですね。

山田 豚肉料理といえば、すぐに頭に浮かんでくるのが沖縄です。沖縄の食文化を考える時、豚肉料理抜きには考えられません。「豚に始まり、豚に終わる」といわれるぐらい庶民の間に浸透し、その消費量は全国平均の約1.4倍と聞きました。それでいて、高齢者の生活習慣病は少なく、つい最近まで長寿県といわれてきました。その矛盾を、沖縄では「動物性たんぱく質の摂取が多いのに心臓病が少ない」というフランス人の「フレンチパラドックス」になぞらえて、「オキナワンパラドックス」と呼ぶ専門家もいます。やはり、豚肉を茹でこぼして食べる沖縄独特の調理方法や、いろんな食材と組み合わせたバランスのよい食生活が沖縄の長寿の一因だったのでしょうね。

肉と魚は1日置きに

白澤 茹でこぼして食べるのは、実に理にかなった調理法だと思いますね。それと、蒸したり、網焼きにするのも、余分な脂がカットできる点でお勧めできます。しかし、豚のヒレ肉にも、ビタミンB1が汗や尿からすぐに排出されやすいという欠点があります。ビタミンB1の体内への吸収率を高めるためには、タマネギやニラなどに含まれる「アリシン」というイオウ化合物と一緒に摂るのがよいでしょう。ただ、豚肉や牛肉に含まれる動物性脂肪は、中性脂肪やコレステロールを増やす「飽和脂肪酸」が多く、その摂り過ぎは、肥満や動脈硬化の一因にもなりかねません。その点、脂肪が少なく、肥満を防ぐのによいのが鶏肉ですね。特に胸の部分には、「カルシノン」という栄養成分が含まれ、これが筋肉の疲労物質である乳酸を中和してくれるため、疲労が抑えられ、元気でいられるのです。肉は一種類だけでなく、いろんな種類をバランスよく食べていただきたいですね。

山田 高齢になっても元気で暮らすには、肉を食べることも必要だということですね。適量の肉は、加齢による筋肉の低下に伴う転倒やビタミンの欠乏による貧血を防ぎます。でも、同じ動物性たんぱく質でも年齢を重ねるにつれ、「肉より魚のほうがいい」という人も私の周りには結構います。実際、70歳以上になると、魚と肉の摂取比率は約2対1といわれ、高齢になるほど魚介類を食べる人が増えているようです。魚はできるだけ食べたほうがよいのでしょうか。

白澤 そう思いますね。最近になって魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの栄養素が注目されるあまり、「魚がよくて肉はダメ」と思っている人は、意外と多いようですね。確かにDHAやEPAには動脈硬化を防ぎ、老化を遅らせる働きがあるため、「魚は健康によい」と思っても無理はありません。実際、魚をよく食べる人に認知症の人が少ないことも最近の研究でわかっています。でも、見逃してほしくないのが、たんぱく質の量です。魚といえども、その量においては、肉にはかないません。

山田 魚と肉では、どのくらいたんぱく質の量が違うのですか。, 白澤 たとえば、牛肉の場合、すき焼き用の肉200gでたんぱく質は60g摂れますが、魚ではアジ1匹(約170g)を塩焼きにして、わずか15gしか摂れません。年をとってくると、脂っこいものは苦手という人が増えてきますが、いつまでも元気で長生きするためには、肉などの動物性たんぱく質も必要でしょう。できれば、魚と肉は1対1の割合で摂り、1日おきに交互に食べていただきたいですね。

抗酸化作用強い鮭

山田 魚にもタイやヒラメなどの白身魚、イワシやサバなどの青魚、カツオやマグロなどの赤身魚などがあります。かつて国民的アイドルだった長寿の双子姉妹「きんさん、ぎんさん」も魚が好物で、毎日のように刺身などを食べておられたと聞きました。魚が健康によいのは、誰でも知っていますが、先生がお勧めになる一番の魚は何でしょうか。

白澤 何といっても鮭ですね。「野菜の王様」がブロッコリーなら、魚の王様は、文句なしに鮭でしょう。鮭には強力な抗酸化作用があるだけでなく、ビタミンA、B2、Dなどのビタミン類のほか、コレステロール値を下げるDHAやEPAも豊富に含まれており、生活習慣病を防ぐにはピッタリの魚といってもよいでしょう。鮭の赤い身の色素成分は、「アスタキサンチン」という天然色素で、「海のカロテノイド」 とも呼ばれています。

山田 今、「鮭は抗酸化力が強い」といわれましたが、どのくらい強いのですか。

白澤 抗酸化力の強さでは、ビタミンEが代表格ですが、アスタキサンチンは、「ビタミンEの約500倍の抗酸化力がある」、といわれています。また、抗酸化力の強い野菜として知られるトマトの赤い色素「リコピン」と比べても数倍強いとの指摘もあります。この抗酸化力の強い鮭は、アンチエイジングにもピッタリで、朝食だけでなく、昼も夜も食卓に載せていただきたい魚の一つですね。

病気と縁遠い魚好き

山田 「魚好きの人は、認知症になりにくい」「魚をよく食べる男性には、糖尿病の人が少ない」などとも聞きます。まさに魚は、健康によい食べ物の代名詞のようにいわれていますが、中でもイワシ、サバ、アジなど青魚が持てはやされているのは、なぜですか。

白澤 北極圏に住む先住民、イヌイットの人たちは、アザラシの肉を主食にしています。ほかにクジラや鮭などもよく食べますが、野菜や果物はほとんど口にしないようです。脂質の多い食事の割には、心筋梗塞や脳梗塞の人が、ほとんどいない、といわれています。その理由は、主食のアザラシの肉に含まれるDHAやEPAなどの「不飽和脂肪酸」にあります。牛肉などに多い「飽和脂肪酸」の摂り過ぎは、血液がドロドロになりやすいのに対し、魚の脂に多いDHAやEPAには、血液をサラサラにする働きがあり、血液中のコレステロール値や中性脂肪を下げ、動脈硬化などの生活習慣病や脳血栓、心筋梗塞などの予防にもよいとされています。このDHAとEPAが特に多く含まれているのが、イワシやサバ、サンマなどの青魚なのです。健康のためにも、青魚を1日に1切れぐらい食べてはいかがでしょうか。

山田 こうした魚は、「比較的安くて、おいしくて、栄養満点」。この3拍子そろった大衆魚をできるだけ食卓に添えたいものですね。
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山田英生:健康によい食べ方や食卓での工夫

2014-05-15 10:36:24 | 健康な食べ方
野菜を先に。早食い、夜食は控える。


食べ方も、肥満を防ぐ大切な習慣です。


健康的な食スタイル

 万病のもとである肥満を防ぐには、食事の量を減らすだけでなく、その食べ方も重要になってきます。朝食は抜かずに、朝・昼・夜と3食きちんと摂り、夜食はなるべく控える。早食いはやめ、よく噛んでゆっくり食べる。できれば、すぐに満腹感の得られやすい野菜から先に食べ、主食のご飯やパンは後回しにする。食べることは、まさに食文化であり、食習慣や食スタイルは健康とは切っても切れない大切な関係にあります。寿命と老化研究の第一人者で、順天堂大学大学院教授の白澤卓二さん(55)と山田英生山田養蜂場代表(55)が健康によい食べ方や食卓での工夫などについて語り合いました。

1日3食を規則的に

山田 肥満は老化を早め、生活習慣病や認知症、がんなどを発症しやすい、といわれています。前回の対談で先生は、「肥満を防ぐには、『20歳の時の体重+5kg以内』に維持することを目標に、食事の量は『腹七分目』に抑えることが大切だ」とおっしゃいましたが、そのためにはどのような食生活を心がければ、よろしいのでしょうか。

白澤 食事は1日3食、規則正しく摂ることが大切です。「痩せたいから」といって食事を抜くのは、感心できませんね。特に若い人の中には、「食べなければ痩せられる」と思い込んでいる人が実に多いようですが、これは大きな間違いです。人間の体には、飢餓の状態に対応する仕組みがあります。1食でも抜けば、体は飢餓状態がやってきたと思って、次の食事の時に食べたものをできるだけ溜め込もうとする習性があり、これが肥満の原因になりやすいのです。

山田 「痩せよう」と思って1食抜いたのに、逆に太ってしまっては本末転倒ですね。最近、若い人を中心に朝食を抜く人が増えてきました。食べたとしても飲み物にお菓子とか、サラダ程度の軽食で済ませている人が多いようです。朝食抜きは、ダイエット目的の若い女性の間で特にはやっているようですが、男性でも最近メタボを意識してか、食べない人が目につきます。やはり朝食を食べないのは、健康上悪いですか。

白澤 よくありませんね。朝食を抜くと、前夜の夕食から翌日の昼食まで半日以上も時間があき、胃腸は次の昼食を待ち構えていたかのように最大限にカロリーを溜めようとします。こんな時に昼食を食べれば、糖質(ブドウ糖)の吸収が早まり、血糖値が急激に上昇したり、脂質が吸収されやすくなるのは、一目瞭然です。血液中の余分なブドウ糖やコレステロールが中性脂肪に換えられ、脂肪細胞に蓄積されやすくなります。
 こうした朝食を抜く食生活が習慣化すれば、肥満にとどまらずインスリンの分泌量が減ったり、働きが悪くなって糖尿病や高血圧を引き起こすリスクが高くなります。また、食事を抜くことは栄養不足にもつながり、老化を早めることにもなりかねません。ですから、1日3食、それもできるだけ均等に食べることが老化予防や肥満対策には重要なのです。


避けたい深夜食

山田 でも、最近は夜遅くまで仕事をしたり、遊んだりする夜型人間が増え、深夜に食事を摂る人も少なくありません。こうした人は、朝早く起きられず、食欲や時間がないからといって朝食を食べずに、慌てて家を飛び出している人が多いようです。「夜遅く食事を摂ると、太りやすい」ともいわれていますが、深夜に食べるのは控えたほうがよいですか。

白澤 夜遅く食べるのは、避けたほうが無難ですね。夜は昼間のように活動しないので、夜遅く食べるとエネルギーが消費されず、食べたものが中性脂肪となって脂肪細胞に蓄積されるため、太りやすくなるのです。「BMAL1(ビーマル・ワン)」という言葉をお聞きになったことがあると思います。脂肪を取り込むために働くタンパク質のことで、体内時計とも関係しています。日本大学の榛葉繁紀先生によると、時間によって分泌量が変わり、昼間は少なく夜になってから増え始め、特に午後10時から午前2時にかけて最も多く分泌されるそうです=左はイメージ図。この時間帯に食事をすれば当然、脂肪を溜めやすくなり、太りやすくなりますね。ですから、夕食は遅くとも夜8時から9時ごろまでには食べ終えるようにしたいものです。
山田 そうすると、BMAL1の分泌量が少ない時間帯の昼食や朝食をしっかり食べ、夕食は夜の午後6時とか7時の早い時間帯になるべく軽めに食べるのが、太らないための最も効果的な方法ですね。

白澤 はい、そうです。


早食いは肥満のもと 

山田 それと、最近気になるのは、早食いの人が増え、食事にかける時間が短くなってきたのではないか、ということです。外食の場合は、ハンバーガーショップや牛丼、カレー店などファストフードの店が増え、客の回転を速くしたい店側の仕掛けもあってか10分以内で食事を済ませる人が多いようです。自宅で食べる場合でも、手軽に食べられる出来合いの総菜などを、デパ地下などで買ってきては、限られた時間の中で食事を済ませる人が増えている、と聞きました。

白澤 確かに食事に時間をかけ、ゆっくり食べる人は以前に比べ確実に減ってきているようです。例えば朝食の場合、早い人なら5分もかけていないでしょう。朝、駅の立食いソバ屋では、注文して出てきたソバを3分くらいでかき込んで食べ終えている人もいます。家でもパン食なら10分もかけていないかも知れません。昼食だって、せいぜい15分くらいでしょう。比較的時間をかける夕食にしても30分ぐらいが普通ではないでしょうか。

山田 よく「早食いは太る」といいますが、本当ですか。

白澤 本当です。食事を始めてから満腹感を覚えるまで20分から30分かかります。ところが、よく噛まずに飲み込むように食べると、脳にある満腹中枢が「そろそろお腹がいっぱいだ」という信号を出す前に食べ過ぎて、太ってしまうのです。早食いを防ぐには、時間をかけてゆっくり食べるために、ひと口食べたら箸を置くような習慣をつけるのもよいですね。また、旬の野菜や果物、魚などの美味しさをじっくり味わって食べれば、早食いにはなりません。最低でも1回の食事に20分から30分はかけるようにしたいものです。


よく噛んで食べよう

山田 ゆっくり食べるには、よく噛んで食べるのがよい、ともいわれています。よく噛んで食べればそれだけ消化もよくなり、胃腸にも負担がかかりません。

白澤 100歳を超えても現役のプロスキーヤーだった故*三浦敬三さんも、総入れ歯ではありましたが、ひと口60回は噛むことを日課とし、圧力鍋で煮た鶏を骨まで食べておられました。三浦さんのように60回噛めれば申し分ありませんが、少なくとも30回は噛んでほしいですね。

山田 ヨーロッパではビールやワインを飲みながら食事に2時間、3時間かけるのも珍しくないといわれています。一方、日本では家庭での食事にせいぜい30分かければよいほうでしょう。親しい人と会話を楽しみながらゆったりと食事をするのは、豊かさの証しかも知れませんね。

白澤 まさに食べることは、その国の文化の一つといってもよいでしょう。ただ、お腹を満たすためだけに食べるのは、とても文化的とはいえません。ゆっくり味わって食べれば素材の持つ味や料理の味も、しっかり知ることができます。また、噛むことは、歯茎にある神経を通して脳に直接刺激を与え、脳の血流や代謝がよくなって脳の活性化にもつながります。よく噛むためには時々、ゴボウやニンジン、スルメやタコといった歯ごたえのある食材を選ぶのも一つの方法です。食材を大きめに切れば、自ずとよく噛むようになります。


食事はまず野菜から

山田 食事をする時、好きなものから先に食べる、それとも好きなものは取って置いて最後に食べる。人によって食べ方も千差万別です。お腹が空いていると、ご飯から先に食べたくなりますが、肥満を防ぐには「先に野菜を食べるほうがよい」との記事を新聞で読んだことがあります。

白澤 その通りです。肥満を防ぐには、何から先に食べたらよいか、その順番も重要です。ご飯やパンなどの主食から先に食べると、糖質の摂り過ぎになることがあります。肥満防止のためには、まずサラダやおひたし、煮物、汁物など野菜から食べ始めるとよいでしょう。そのあと、肉や魚などの主菜を食べ、最後にご飯などの主食を食べるのが、太らない食べ方です=左はイメージ図。野菜や汁物の具には食物繊維を豊富に含む食材が多く、すぐに胃が膨らんで満腹感が得られやすいうえに、肉や脂っこい料理の脂質の吸収を抑えてくれます。しかも、ご飯などの糖質の吸収も緩やかにし、血糖値の急激な上昇を防いでくれます。

山田 食べる順番を変えるだけで肥満が予防でき、糖尿病予防にもつながれば、こんなによいことはありませんね。

白澤 それと、一度にたくさん食べる「ドカ食い」や、食べられる時に集中的に食べる「まとめ食い」、テレビを見たり、新聞を読んだりしながら食べる「ながら食い」も肥満予防の大敵であり、よくありません。また、食事の味付けが濃いと、ついつい食が進んで食べ過ぎてしまううえに、塩分の摂り過ぎで高血圧を招く恐れだってないとはいえません。ただ、いきなり塩分を極端に減らすと、食事がおいしくなくなりますので、少しずつ薄味に慣れるようにしていくことです。薄味に慣れれば、素材そのものの味も感じられるようになります。

山田 あと、食卓ではどんな工夫をしたらよいですか。

白澤 毎日の食事では、なるべく1人に1皿を盛り付けるようにしたほうがよいでしょう。大皿から取り分けて食べると、つい食べ過ぎてしまうこともあるからです。また、茶碗も小ぶりのものに換えたり、主菜にキャベツやレタスを添えればボリューム感も増し、少ない量でも食べた気がします。できれば、ご飯をひと口分、少なめによそう習慣も身につけたいですね。それと、リビングなどの目に見えるところにお菓子やケーキなどを置かないことです。

山田 毎日の暮らしの中でも、ちょっと工夫するだけで肥満防止につながるアイデアが結構ありますね。

*三浦敬三さん (1904~2006年)。99歳でモンブランの氷河をスキー大滑降。プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんの父親。
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