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ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

■自邸の蓄熱床暖房の成果はいかに?~データーロガー報告~第135話

2009-04-22 21:43:57 | ■建築家の自邸・WEBオープンハウス
このコーナーではakatukiが自宅建設の為に日々奮闘する様子を記事にしております。
自宅建設と同時進行で書き綴っている為、初めて記事を読まれる方は第一話からご覧ください。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。


◆目次はこちらから

◆自邸のプラン図はこちらから

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先日、お話した月々3000円の床暖房。
その成果報告です。
→土間断熱の仕組みや工事の内容はこちらをご覧下さい。

データーロガーと呼ばれるボタン電池大の温度採りで室温等を計測していたんですよ。

計測個所は
1.土間コン内部
2.テラス部分(直射日光を避けた屋外)
3.1FリビングTV台
4.1Fリビングソファ下
5.1F玄関土間コン上
6.1Fキッチン
7.2F主寝室
8.2F小部屋
9.小屋裏収納
+
10.1Fパソコン周り(温湿度)

の計10箇所です。

データーロガーグラフ


グラフが小さくて解り辛いかも知れませんが・・・
(写真をクリックすると拡大します)
グラフのちょうど真ん中あたり(4/9)で床暖房を使うのをやめました。
土間に夜の内に蓄熱した熱が昼間放熱され、土間から近いほど温度が高いのが解ります。
また、離れている部屋ほど時間差で温度が上昇しています。

ソファの下は滞留が少なく、ほぼ土間の内部と同じ温度で推移しています。
この温度の偏りをもう少し解消してあげると消費電力の効率を高められたかもしれません。

また、2階の主寝室と子供部屋ではほぼ条件が変わらないのにも関わらず約3度の温度差がありました。
コレは南北、西日等の条件の違いが反映された為と思われます。
断熱性能は200年住宅以上の性能をもたせているのですが、南北という方位と窓の条件でこれだけの差が出るという事を改めて体感しました。

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2Fの温度のピークが大体22時ぐらいという結果になりました。
ジンワリと放熱された熱がちょうど寝る前の寝室を温めていてくれた事になります。
実際、寝室の暖房は一度も使うことなくとても快適に過ごす事が出来ました。

朝起きるとリビングの床はポッカポカ。
床暖房している期間は一日中素足で生活していました。
熱すぎずちょうど良い温度です。
補修工事などで、家の開け閉めが多く外気を大量に取り込んだ日でも、床の表面温度は素足でも耐えうる温度を保ち快適でした。

概ね成功といったところでしょうか。

データーロガーグラフ


また、データーロガーでの計測と併せて放射温度計にてリビング土間の表面温度を朝、夜と計測しました。
(上の写真をクリックすると拡大します。)
※グレー部分は計りそこなった部分で前後の数値から予想して適当な値を入れています。

床暖房を運転している期間は、一日を通して6度ぐらいの温度変化があるようです。
蓄熱を始めて2,3日は温度が安定していませんが、その後は25~30度で推移しています。
温水の温度が50度での運転していたので表面温度も最高で37.3度でした。
しかし、4/8、9は暑いと思うぐらい。
表面温度が30度を超えないぐらいで温度を管理するのがいいと感じました。

床暖房を止めた後でも一日あたり1弱下がるくらいで急激な変化はありませんでした。
室温と同調して蓄えた熱をゆっくりと放熱していたようです。

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さて、肝心の光熱費ですが・・・

3/19~4/5の分で
使用量:213kwh
基本料金:515.45円(予定より200円高い)
電力料金:1,953.21円
燃料調整額:193.83円(シュミレーションで加味し忘れ)
請求額:2,662円

となりました。
約半月分なので単純に使用料・燃料調整費を倍にして計算すると・・・

4809.53円/月

となりました。
運転時間6時間の予定だったったのを8時間運転としてしまった為に使用電力量が多くなってしまったのと・・・
燃料調整費を加味していなかったのと、契約電力が2kwでなく3kwとしてしまった為です。

24時間家全体が温かい快適な暖房

のコストとして月々5000円以内に納まるのであればコレでも優秀だと思うのですが・・・
今までほぼ無暖房で我慢して暮らしていた私にはちょっといたい出費です。
とはいえ、今までの住まいでも冬の光熱費は2000~3000円アップしていたので、我慢せずに暮らせてコレぐらいのコストであれば充分実用レベルだと思います。

運転時の温水の温度や、運転時間などを上手くコントロールしてもう少しコストを下げる工夫をしたいと思っています。

いかがでしょう?
今回のシュミレーションでは3000円とはいきませんでしたが、5000円以下で一日中家中温かいならいいと思いませんか??
ガス式の床暖房などで、この蓄熱式床暖房と同等の快適性を得ようとするには3~6倍費用がかかってしまうと思うんですよね。
(新築してその費用の高さに驚いた方はコメント戴ければ幸いです!!)

と、今年はもう床暖房の季節が終わってしまったので、また来年の冬にキチンとデーターを採りたいと思っています。
詳細検証までもう一年お待ち下さい。

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■月々3000円の24h快適床暖房はこちらから
※実際の使用状況に応じてタイトルを変えなくてはいけないかもしれませんが、当面このままでご勘弁を(^ー^)
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