Akatsuki庵

日々と向き合って

移動手段はあの手この手

2017年02月16日 08時52分10秒 | つれづれ
同じ航路でも、座る位置が変われば
見える景色も随分と違う。

その日の天候に寄っても、鳥瞰の範囲が差がある。

神戸空港では東へ向かう時でも、まず西に向かって離陸する。

舞い上がって、明石海峡大橋の真上で大きく旋回して、東へ向かうのだ。

たまたま?私は東へ向かって右側に座ることが多かった。

離陸すると真下に明石海峡大橋が見えて、旋回したら裏六甲のベットタウンが見える。

次に大阪の街が見え、生駒山脈から奈良、名張のベットタウン、
志摩半島~

後半は海ばかり。伊豆七島が見え始めたら、もう着陸体勢へ。

終盤は房総半島というか、千葉!を眺め続けて着陸~

というパターン。

昨日は予約時に座席指定を失念して、
余っていた翼横の席になっていた。

真下は見えないなぁ。
富士山とランドマークタワーは見えるだろうけど、
他は期待できないなと思っていた。

案の定、明石海峡大橋は見えず。

仕方なく横を眺めていると、沼島らしき島影が見え、懐かしいなと思った。

雲がかかり、その上に出たものだから、それこそ景色は諦めていたら、

突如、雲が切れ、眼下に大きな川2本と三角州、その向こうに巨大な街が見えた。

右側に山並みもあり、等間隔に塔のようなものも見える。

どこだろう?

奈良?
伊賀上野?

いやいや、名古屋市?
でも、海が見えない。

それに、この景色は見覚えがある。

考えるうちに景色はどんどんと後方へと下がっていく~

あっ!

京都市だ!

いつも暇さえあれば広げている京都市の地図そのものだ。

慌てて撮影した時はかなり後方へ遠ざかっていたが~


京都市の南側が羽田へ向かう航路だというのが、意外だった。

琵琶湖は雲で全く見えず。


だけど、その後の景色はまさに空から行く東海道。

あの巨大な盆地の都市は京都市だったのだと思う。

撮影時刻は7:42

7時半すぎに神戸を飛び立って10分後かぁ。

8時半に羽田に着陸するわけだから、移動の速度に感心してしまう。

飛行機は空港までが遠いからなぁ。

同じ時間帯に新幹線に乗ったとしたら、職場到着は飛行機移動より15分ほど遅い計算。

あとは御値段。

早得同士でも新幹線の3分の2という安さは魅力的。

ただ、キャンセルとなると払戻金はほとんどない。

天候で飛ばない危険も考えないと。

ハイリスクハイリターン。

ギャンブルに近い。

ただ、リスク覚悟だからこそのいい旅が出来た時の満足度は高いし、
今回のような発見の面白味もある。

手堅さと冒険と。

バランスが大事。
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