Akatsuki庵

日々と向き合って

長板の稽古

2012年06月29日 00時00分45秒 | 稽古の備忘録
「続きは明日~」と言いながら、身の回りの雑記を書いていたら三日遅れになってしまった

月曜日の茶道の稽古。

まず、長板総荘りの後炭をやって、それから総荘りの濃茶点前をやった。
人数が少なく、お茶だけ飲みに顔を出して下さった先輩もいらっしゃったので、
午後に長板二つ置の薄茶点前もさせてもらった。

以前、S年部のお茶会で長板総荘りの薄茶点前をさせていただいたことがあり、
その前に集中的に稽古したことことから、体が覚えてはいる。

ずっと洋服で稽古していたのがアダになり、当日初めて着物でやって袖で茶杓を飛ばしてしまった
という苦い経験を持つ点前。
(だから、私は袖付きの稽古着にこだわるワケ

ただ、その茶会からももう数年を経たので、急に「長板」って言われると
細かい箇所は忘れてるねぇ

特に濃茶は2日前に行台子を稽古したばかりだったので、そちらと混同しちゃって
建水の上げ下げはなかったのかしら~と思ったりして、後から教本を確認して「あるんだ

自宅に淡交社の教本(昔のやつ)で復習しなきゃと思いつつ、まだ“宿題”状態。
せめても~と思い、総荘りは(茶会でやった都合で)淡交テキストを買ったので、鞄にしのばせ移動中に見た。

ちなみに、新しい点前教則はまだ長板の巻(22巻)は刊行されていないようだ。
世界文化社からも阿部先生の長板の教本が出ている。
興味はあるけど、もう買わなくていいや

余所さまblogで日々の稽古の際、その日にやる点前を予告するかしないかについて書いてあった。
「予告すると上達しないから、その日に行って初めて『今日は○○』」とおっしゃる先生もおられるらしい。

ただ、裏千家の初心者教室のパンフレット見てると、カリキュラムははっきりしてるね。

予告の有無と上達するか否かの関係は私にはわからないけれど、
とりあえず一通り習っているので、今の私は予告してもらうほうが助かる。

以前、まだ先生が生きていらっしゃる頃は稽古場へ行ったら、
いきなり行台子があって「えっ」と思ったことあったし、
「次は行台子」とおっしゃるから一生懸命予習して行ったら、真台子だったり
(まぁ、別料金払わずに稽古をつけていただけるので、
 それはとても有り難いことだったのだけど

とにかく、払っている月謝(=今は会費)の費用対効果を考えるならば、
かくたる課題を持たないまま点前に座るのは“もったいない”しね。

とはいうものの、教則本がある点前と四ケ伝(つまり中級レベル)だったら
どれだけ身に付いているかのトレーニングにもなるので、
急にふられても、そんなに困らない。
許容範囲ではある。

すべてにおいて、そうなるといいんだけど、、、
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『台子・長板点前 裏千家茶道教科 点前編(10)』
裏千家
淡交社


『淡交テキスト (点前編 20) 風炉 長板総荘り 濃茶点前・薄茶点前』
裏千家
淡交社


『裏千家茶道 台子・長板の点前 (お茶のおけいこ)』
 阿部宗正
世界文化社 2007年刊

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