★湯木美術館 サイト
『わび茶のすがた 江戸時代後期の千家と大名の茶道具』
※3月29日(水)まで
前期:2月19日(日)まで
後期:2月21日(火)~3月29日(水)
今回は茶道人口が爆発的に増えた頃の道具がテーマ。
わびさびよりも親しみの方が前面に出ているような。
時代でいえば、花月を考案した如心斎が活躍した頃~
(ケース1)
楽家は6代左入。赤楽茶碗「槌之絵」 パッとみて「左入らしい茶碗」だな。
たぶん他でも見たことがあると思う。
そういわれれば、100とか200とか大量生産されてたっけ。
時代のニーズだったのねぇ。
如心斎の弟にあたる裏千家8代一燈宗室作の黒楽茶碗「人丸」。
柿本人麻呂の肖像画のくねっとした片膝になぞらえたか。
(手びねりしているうちに、くねっとしたからそう名付けたのかなぁ、なんて想像)
瀬戸唐津茶碗「郭公(ほととぎす)」はこの時代にしては渋め?
保全作の「鶏之絵」茶碗は豪華。仁清写という。形が天目ぽい。
(ケース2)
了全作の雲龍風炉。他でも見たことあるけど、前がたっぷり開いた土風炉。
能代の春慶釣瓶水指も贅沢。(素材は秋田の材=ヒノキだそうな)
(ケース3)
不休斎好の甲赤茶器が「なるほど~」という印象。江戸後期という時代らしいと思った。
(ケース4)
不昧作の竹尺八花入。
町方にまけず、武家もがんばってたなぁ。
出雲焼茶碗も不昧公あってこそ、だった~と今更ながら気づいた。
(ケース5)
左入の赤楽茶碗「有明」 平茶碗(馬盥みたいな形) 黒みたいな暗い赤。
仁阿弥道八の錆絵暦茶碗。仁阿弥もこの時代かぁ。
(ケース6) ここすうは掛け軸。
玄々斎宗室筆の「神」がすごくよかった。
(ケース7)
大瓢手付炭斗 吸江斎千宗左作。
刷毛目千鳥透鉢 真葛長造作
(ケース8)
松平不昧公が29歳の時に書いたという待合掛板。
(今とは違うけど、へぇ~という感じで興味深かった)
(ケース9)=茶室
今一つ印象に残ってない。
今回は日曜日の午前中ということで、ほかに客多し。
ほとんどのものが見覚えがあったせいか、わりかしサクッと流すように見てしまった。
来月後期も行けそうなので、もうちょっとじっくり鑑賞できるかな。
★湯木美術館バックナンバリスト
2016年11月 秋季展『茶道具と和歌 -ものがたりをまとった道具たち-』(後期)
2016年10月 秋季展『茶道具と和歌 -ものがたりをまとった道具たち-』(中期)
2016年7月 夏季展『茶人のたしなみ 茶事へのいざない―夏の茶道具―』
2016年6月 春季特別企画展『茶陶いっき見‼ やきもの百花繚乱 ―宗旦・宗和・遠州とその時代―』
2016年2月 春季展『おしゃれな名品たち―茶道具の文様・めでたいデザイン―』
2015年11月 秋季特別展『禅僧と茶道具―大徳寺を中心に―』(後期)
2015年10月 秋季特別展『禅僧と茶道具―大徳寺を中心に―』(前期)
2015年6月 夏季展『小さな茶道具の豊かなデザイン―香合・羽箒・炭斗をみてみよう―』
2015年4月 春季特別展『茶道具の創出(クリエイト)・再生(ルネサンス)・世界化(グローバル)-逸翁と吉兆庵のコレクションから-』
2015年3月 春季展『楽歴代と千家歴代の茶道具-利休のデザインと展開-』(後期)
2015年2月 春季展『楽歴代と千家歴代の茶道具-利休のデザインと展開-』(前期)
2014年11月 秋季特別展『大名家の茶道具コレクション-遠州と不昧の蔵帳から-』後期
2014年9月 秋季特別展『大名家の茶道具コレクション-遠州と不昧の蔵帳から-』前期
2014年7月 夏季展「酒井抱一の短冊で一年と楽しむ -待合掛と茶会の道具たち-」(短冊の方)
2014月7月『酒井抱一の短冊で一年と楽しむ -待合掛と茶会の道具たち-』(茶会の道具)
2014年6月『海を渡ってきた茶道具-名物記・茶会記に現れた唐物・南蛮・高麗-』
2014年2月『激動期の茶の湯』(前期)
2013年12月『湯木貞一の眼差し 茶の湯と料理の器』後期
2013年9月『湯木貞一の眼差し 茶の湯と料理の器』前期
2013年7月『吉兆庵湯木貞一の茶事-五月雨の茶事・朝茶-』
2013年6月『茶の湯の漆器―利休と不昧のデザイン―』2期
2013年4月「茶の湯の漆器―利休と不昧のデザイン―」1期
2013年1月「江戸時代の千家のわび茶 宗旦の高弟とその子孫たち」
2012年10月「関西数寄者の茶道具」(前期)
2012年5月「名物記に載せられた茶碗と名碗たち -高麗・樂・国焼を中心に-」2期
2012年3月「名物記に載せられた茶碗と名碗たち -高麗・樂・国焼を中心に-」1期
2012.2月「千家名物とその周辺-利休・少庵・宗旦の茶道具
2011.12月 秋季展「茶道具の琳派」
2011.8月 夏季展「夏の祭釜と茶道具」
2011.6月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」三期「湯木貞一の茶道具 - コレクションから」
2011.5月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」二期:「数寄者との交流 - 小林逸翁・松永耳庵・松下幸之助」
2010.9月 『上方豪商の茶』
2010年5月 『釜と水指』
2010年3月 『茶の裂地』
2009年11月 『棗と茶杓』
2009年5月 『千家十職-茶道具と懐石の器』
2008年10月 『茶道具と器にみる四季の花』
2008年3月 『茶碗を愉しむ』
2007年11月 『風流と美』
『わび茶のすがた 江戸時代後期の千家と大名の茶道具』
※3月29日(水)まで
前期:2月19日(日)まで
後期:2月21日(火)~3月29日(水)
今回は茶道人口が爆発的に増えた頃の道具がテーマ。
わびさびよりも親しみの方が前面に出ているような。
時代でいえば、花月を考案した如心斎が活躍した頃~
(ケース1)
楽家は6代左入。赤楽茶碗「槌之絵」 パッとみて「左入らしい茶碗」だな。
たぶん他でも見たことがあると思う。
そういわれれば、100とか200とか大量生産されてたっけ。
時代のニーズだったのねぇ。
如心斎の弟にあたる裏千家8代一燈宗室作の黒楽茶碗「人丸」。
柿本人麻呂の肖像画のくねっとした片膝になぞらえたか。
(手びねりしているうちに、くねっとしたからそう名付けたのかなぁ、なんて想像)
瀬戸唐津茶碗「郭公(ほととぎす)」はこの時代にしては渋め?
保全作の「鶏之絵」茶碗は豪華。仁清写という。形が天目ぽい。
(ケース2)
了全作の雲龍風炉。他でも見たことあるけど、前がたっぷり開いた土風炉。
能代の春慶釣瓶水指も贅沢。(素材は秋田の材=ヒノキだそうな)
(ケース3)
不休斎好の甲赤茶器が「なるほど~」という印象。江戸後期という時代らしいと思った。
(ケース4)
不昧作の竹尺八花入。
町方にまけず、武家もがんばってたなぁ。
出雲焼茶碗も不昧公あってこそ、だった~と今更ながら気づいた。
(ケース5)
左入の赤楽茶碗「有明」 平茶碗(馬盥みたいな形) 黒みたいな暗い赤。
仁阿弥道八の錆絵暦茶碗。仁阿弥もこの時代かぁ。
(ケース6) ここすうは掛け軸。
玄々斎宗室筆の「神」がすごくよかった。
(ケース7)
大瓢手付炭斗 吸江斎千宗左作。
刷毛目千鳥透鉢 真葛長造作
(ケース8)
松平不昧公が29歳の時に書いたという待合掛板。
(今とは違うけど、へぇ~という感じで興味深かった)
(ケース9)=茶室
今一つ印象に残ってない。
今回は日曜日の午前中ということで、ほかに客多し。
ほとんどのものが見覚えがあったせいか、わりかしサクッと流すように見てしまった。
来月後期も行けそうなので、もうちょっとじっくり鑑賞できるかな。
★湯木美術館バックナンバリスト
2016年11月 秋季展『茶道具と和歌 -ものがたりをまとった道具たち-』(後期)
2016年10月 秋季展『茶道具と和歌 -ものがたりをまとった道具たち-』(中期)
2016年7月 夏季展『茶人のたしなみ 茶事へのいざない―夏の茶道具―』
2016年6月 春季特別企画展『茶陶いっき見‼ やきもの百花繚乱 ―宗旦・宗和・遠州とその時代―』
2016年2月 春季展『おしゃれな名品たち―茶道具の文様・めでたいデザイン―』
2015年11月 秋季特別展『禅僧と茶道具―大徳寺を中心に―』(後期)
2015年10月 秋季特別展『禅僧と茶道具―大徳寺を中心に―』(前期)
2015年6月 夏季展『小さな茶道具の豊かなデザイン―香合・羽箒・炭斗をみてみよう―』
2015年4月 春季特別展『茶道具の創出(クリエイト)・再生(ルネサンス)・世界化(グローバル)-逸翁と吉兆庵のコレクションから-』
2015年3月 春季展『楽歴代と千家歴代の茶道具-利休のデザインと展開-』(後期)
2015年2月 春季展『楽歴代と千家歴代の茶道具-利休のデザインと展開-』(前期)
2014年11月 秋季特別展『大名家の茶道具コレクション-遠州と不昧の蔵帳から-』後期
2014年9月 秋季特別展『大名家の茶道具コレクション-遠州と不昧の蔵帳から-』前期
2014年7月 夏季展「酒井抱一の短冊で一年と楽しむ -待合掛と茶会の道具たち-」(短冊の方)
2014月7月『酒井抱一の短冊で一年と楽しむ -待合掛と茶会の道具たち-』(茶会の道具)
2014年6月『海を渡ってきた茶道具-名物記・茶会記に現れた唐物・南蛮・高麗-』
2014年2月『激動期の茶の湯』(前期)
2013年12月『湯木貞一の眼差し 茶の湯と料理の器』後期
2013年9月『湯木貞一の眼差し 茶の湯と料理の器』前期
2013年7月『吉兆庵湯木貞一の茶事-五月雨の茶事・朝茶-』
2013年6月『茶の湯の漆器―利休と不昧のデザイン―』2期
2013年4月「茶の湯の漆器―利休と不昧のデザイン―」1期
2013年1月「江戸時代の千家のわび茶 宗旦の高弟とその子孫たち」
2012年10月「関西数寄者の茶道具」(前期)
2012年5月「名物記に載せられた茶碗と名碗たち -高麗・樂・国焼を中心に-」2期
2012年3月「名物記に載せられた茶碗と名碗たち -高麗・樂・国焼を中心に-」1期
2012.2月「千家名物とその周辺-利休・少庵・宗旦の茶道具
2011.12月 秋季展「茶道具の琳派」
2011.8月 夏季展「夏の祭釜と茶道具」
2011.6月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」三期「湯木貞一の茶道具 - コレクションから」
2011.5月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」二期:「数寄者との交流 - 小林逸翁・松永耳庵・松下幸之助」
2010.9月 『上方豪商の茶』
2010年5月 『釜と水指』
2010年3月 『茶の裂地』
2009年11月 『棗と茶杓』
2009年5月 『千家十職-茶道具と懐石の器』
2008年10月 『茶道具と器にみる四季の花』
2008年3月 『茶碗を愉しむ』
2007年11月 『風流と美』