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中国、北朝鮮について「真剣に懸念」

2017-04-28 07:55:32 | 政治


中国政府は19日、BBCによる北朝鮮高官のインタビューを受けて、北朝鮮の核開発を真剣に懸念していると明らかにした。

中国外交部の陸慷報道官は、BBCによる北朝鮮高官インタビューについて「最近の報道に留意している」と述べ、「北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる最近の傾向に、我々は真剣な懸念を表明する」と言明。

「中国は朝鮮半島の非核化実現に今後も揺らぐことなく取り組み、朝鮮半島の平和と安全を維持し、今後も引き続き対話と交渉で問題を解決するべく努力を続ける」と強調した。

朝鮮の韓成烈(ハン・ソンリョル)外務次官は17日、ジョン・サドワースBBC特派員とのインタビューで、「我々は今後もミサイル実験を重ねる。

毎週、毎月、毎年」と述べ、「もし米国が我々に対して軍事的攻撃を計画しているというなら、我々は、我々のやり方と方法で、先制核攻撃で反応する」と話していた。

これについて中国の陸報道官は、緊張悪化につながる発言や行動に中国は反対すると言明した上で、韓外務次官が発言するより先に半島周辺の情勢はすでに緊迫していたと指摘した。

北京で取材するBBCのスティーブン・マクドネル記者は、北朝鮮を長年支援してきた中国政府が、ここへきて北朝鮮へのいら立ちを募らせているようだと話す。

北朝鮮高官発言の前には、韓国訪問中のマイク・ペンス米副大統領が北朝鮮に対する「戦略的忍耐の時代は終わった」と述べ、米国の意志や軍事力を「試さない方がいい」と警告。

「米国の圧倒的かつ効果的な反撃で、通常兵器だろうが核兵器だろうが、いかなる攻撃も撃退する」と表明していた。

これに先駆けて北朝鮮は、ペンス氏が韓国へ向かって移動している最中にミサイル発射実験を実施したものの、ミサイルは発射直後に爆発した。

一方で、米海軍が朝鮮半島近海に派遣すると8日に発表した空母カール・ビンソン打撃群は、実際には先週末にインドネシアのスマトラ島とジャワ島の間にあるスンダ海峡を通過しインド洋へ向かっていたことが明らかになった。

打撃群については、ドナルド・トランプ大統領も「大艦隊」を派遣したと述べていた。

太平洋軍司令部は18日、シンガポールを8日に出港した打撃群はオーストラリア南西部パースへの寄港を取りやめたものの、予定されていた同国軍との演習を北西部沿岸で完了したと発表した。

BBCのスティーブン・エバンズ特派員は、打撃群が発表通り朝鮮半島に向かっていなかったのは、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長を威嚇するための意図的な嘘だったのか、それとも計画が変更されたのか、あるいは単純に意思伝達がうまくいかなかったのか、理由は不明だと話している。

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