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大統領が悲惨な末路をたどる国

2017-06-02 05:13:09 | 政治


1979年6月、私はホワイトハウスの記者団の一員として、カーター大統領の韓国訪問に同行した。米韓首脳会談の成果は大きかった。北朝鮮の兵力が従来の推定以上に強大だと認定され、米地上軍の撤退は中断されることになったのだ。

だが、そのほんの4カ月後、朴大統領は側近に暗殺された。最後は悲惨な末路をたどる韓国大統領の呪われた宿命の始まりだった。

1980年代から1990年代にかけての全斗煥、盧泰愚両大統領は、いずれも国民弾圧や不正蓄財の罪で刑事訴追され、死刑や長期懲役刑を宣告された。

その後の金泳三、金大中、李明博各大統領も、退任後に司法や国民一般から厳しい追及を受けた。最近の朴槿恵大統領の弾劾や逮捕も強烈だが、それ以上に悲劇的なのは廬武鉉大統領の自殺だった。

こうした事件の連続は、決して偶然ではない。韓国という国家の民主主義の成熟度や国民性と明らかに関連があるとみるのが国際的な常識である。

だから韓国を正面から相手にする日本やアメリカは、「大統領の末路」が象徴する韓国の特質を常に念頭において対処しなければならない。

日本の同盟パートナーではない韓国?日本にとっての韓国の重要性を考えると、最も重要な構成要素はやはり安全保障だろう。安保面では、日本も韓国もアメリカの同盟相手である。

だが、ここでは「友の友は友」という法則は通用しない。韓国はアメリカの同盟国であっても、日本の同盟パートナーではないのである。

とくに、韓国は日本との関係の中心に、いつも陰に陽に「歴史問題」を据えてくることを忘れてはならない。

こうした韓国の特徴の数々を、私はワシントンで米韓関係や米韓日関係のうねりを追うことによって認識した。そこで見てきたのは、韓国という国家や民族の表と裏、日本側の本音と建前など、一筋縄ではいかない屈折したうねりの現実である。

韓国の文在寅政権誕生によって日米韓三国関係がどう変化するのかを占う際は、まずはこうした過去の実態を知ることが大前提となろう。

JBpressからの引用記事
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