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戸惑う世界と日本?火薬庫と化した朝鮮半島

2017-04-19 08:02:10 | 朝鮮半島


与党・共和党支配の議会の抵抗で医療保険制度改革(オバマケア)の改変に失敗するなど、内政が行き詰まっている、大統領選中のトランプ陣営とロシアとの癒着疑惑を米連邦捜査局(FBI)が捜査対象としている

こうした不都合な現実から国民の目を逸らすことなどが動機ではないかとの指摘がある。推測の域を出るものではないが、こうした説明の方が説得力を持って響く。

支持率が30%台と政権スタート直後としては異例の低さに落ち込んでいるトランプ氏。それでも、今回の懲罰攻撃に対する世論の支持は50%を超えている。対立場面が目立つ議会も概ね攻撃を支持しているようだ。

トランプ氏にとって、シリア攻撃は国内世論向けには数少ない「成功体験」になった。このことが、トランプ政権の今後の外交・安保政策にどのような影響を及ぼすのか、気になるところである。そして、問われるべきは、トランプ政権が今後シリア内戦にどう関わっていくのかということだろう。

気になるのは、トランプ氏が早くも、シリアの人道危機への関心を失っている(もしくは初めから関心がない)ように見えることだ。アサド政権の駆逐へ向けて本腰を入れるのか注目される中、トランプ大統領はすでに拍子抜けするような発言をしている。11日付の米ニューヨーク・ポスト紙によると、トランプ大統領は同紙とのインタビューでこう語ったのだという。

「我々の政策は変わっていない。我々はシリア(のアサド政権)には介入しない」「我々の大きなミッションは、ISIS(過激組織「イスラム国」)を撃退することだ。しかし、子供たちが窒息死し、肺が焼け焦げるのを見るなら、攻撃しなければならない」

これでは、化学兵器さえ使わなければ「お咎めなし」という誤ったメッセージをアサド政権に送っているようなものである。

アサド政権は自国民への焦土作戦を続けている。懲罰攻撃が人道危機を一層悪化させるという逆効果をもたらす可能性が懸念される。

振り返ってみよう、シリア攻撃を発表したテレビ声明の内容を。トランプ大統領は、アメリカの伝統的な理念外交に目覚めたかのように崇高に語っている。

「今夜、私は全ての文明国に対し、シリアにおける虐殺と流血を止め、あらゆるテロリズムを止めるため、我々と行動を共にするよう呼びかける」
「米国が正義とともにある限り、平和と調和が最終的に勝利することを期待する」

この呼びかけから5日も経たないうちに、先のアサド政権容認とも受け止められる発言である。これが、世界の安全保障の行方に決定的な影響力を持つ超大国・アメリカの大統領の言動なのだろうか。

一方で、ティラーソン国務長官は10日、イタリアでのG7(主要7ヵ国)外相会議の前に「世界のどこであっても誰であっても、人道への罪を犯す者には責任を取らせる」とぶち上げていた。



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