朝鮮半島と中国と世界の動き

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アメリカが戻ってきた、のか?

2017-05-17 12:09:14 | 政治


シリア空爆自体は、今後のアサド政権の化学兵器の使用を抑止したり、内戦を終結させるようなものではなかった。

しかし軍事力使用のハードルを下げたことで、トランプ政権が、国際的な安全保障問題に、軍事力行使も含め、積極的に関与することもあるというメッセージを世界に送ったことに意義がある。

その効果はシリアよりも東アジア地域に表れた。これも意図的なものだろう。特に、アメリカが、あと4~5年でアメリカの本土を射程に収める核弾頭搭載の大陸間弾道弾(ICBM)を開発すると警戒している北朝鮮に対しては、これを機会に大きな軍事的な圧力をかける方向に舵を切った。

シリア空爆の決断を、あえて米中首脳会談の夕食会で習近平国家主席の目の前で行ったことには、中国に対する圧力という意味があると考えていい。

すでに、首脳会談前の4月3日には、中国が北朝鮮政府への圧力を強めなければ、北朝鮮の核の脅威を取り除くためにアメリカが単独行動に出ると警告していた。

首脳会談後の4月11日には、「中国国家主席に対し、中国が北朝鮮問題を解決すれば、アメリカとの良い貿易取引ができるだろうと説明した」とツイッターで発信しているのだ。

現在、朝鮮半島周辺に空母カール・ビンソンを展開させている狙いは何か。まずは、北朝鮮への牽制だ。アメリカを射程にいれるICBMに搭載できる核弾頭を完成させるには、あと数回の核実験が必要であり、これ以上、核実験をさせないことが、さしあたっての目標だろう。

2013年に行われていたシリアの化学兵器使用に軍事力を行使しなかったオバマ政権のアメリカは、北朝鮮にもまた、数多くの核実験を許してしまっていた。

今回のシリア空爆と空母の展開は、北朝鮮にはオバマ政権時代とは方針が変わったことを示すということで、一定の圧力となるだろう。

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