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鬼みたいな、アスパラみたいな

2017-06-20 06:33:04 | 日記
花も葉も無し

 凄く奇妙な姿をした物を見つけてしまいました。
地面から生えているのだから植物に間違いはないのですが、花も無ければ葉っぱも着いて
いない唯の棒の様な姿です。
こんな物見た事がありません。
いったいこれは何だ?

 毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた山野草を取り上げています。
今週は、 ラン科 オニヤガラ属 オニヤガラ です。

 最初見た時はアスパラが芽を出しているのかと思いました。
森林公園の遊歩道脇、クヌギの巨木の根元に5本出ていました。
その後も見る度に丈を増し、先端の穂の部分は2週間後には3倍以上の大きさに膨らみました。
しかし花が咲くでも葉が生えてくるでも無く、野太くなりはしたけれど姿はアスパラの
ままでした。
 ネットで検索して正体を知りました。
先端の穂の様な部分が花だと言いますが、単純な形過ぎてとてもランの仲間の花とは思えません。
 養分を蓄えて地下に芋を作るそうです。

<オニノヤガラは葉緑素を持っていない腐生植物。
光合成が出来ないのでナラタケと共生している。
ナラタケの菌糸は生きた樹でも腐らせる力を持っているが、オニノヤガラは腐るどころか逆に
ナラタケから養分を吸い取ってしまう。
だから本当の関係は、ナラタケには見返りがない菌従属栄養植物と定義される。>
(山と自然の旅 山旅倶楽部 より)
 歩いていると思いも掛けない奇妙な物に出会えます。

歩き続ける旅

 突然、半世紀も前の旅を思い出しました。
「ナラタケ」「オニノヤガラ」、この単語から「奈良県にある鬼の館」を連想し、そこを訪ねた
旅行が蘇ったのです。
 それは高校時代に出かけた京都奈良への一人旅でした。
周遊きっぷとヒッチハイクが交通手段、宿は各地のユースホステルを利用しました。
 奈良県の明日香村で鬼の俎(まないた)と鬼の雪隠と呼ばれる遺跡を見ました。
旅人を襲ってまないたで調理し貪り食い、雪隠で用を足した鬼が住んでいたと伝わる場所でした。
穴が開けられたり、平らに削られたりした大きな石を舞台に、不気味な物語を仕上げた先人の
思いが不思議でした。
 初めて見る寺社の荘厳さに感動し、見知らぬ人の情に触れ感謝の気持ちを感じ、心と頭に
たっぷりと栄養を頂いた旅でした。
あれから随分時間が過ぎたので姿かたちはかなりくたびれてしまいましたが、気持ちはそれ程老け
込んではいません。
好奇心を無くさずに歩き続ければ、行く先々で新しい物や珍しい物を見つけられます。
 旅の様相はあの頃とは違いますが、オジサンはまだまだ旅の途中です。
ジャンル:
きいて!きいて!
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