日に日に寒さが身にしみますが、みなさんお変わりありませんか。
わたしは、相変わらずやっています。
夏から秋へと季節が変わりはじめると、もうすぐやなぁとここ数年当たり前にわたしの中にあった「あかりの遊び庭」ですが、7回目を迎えた昨年で区切りをつけたいと思います。
はじめた当初は、わたしと足高寛美、細谷知子の3人と遊び庭をはじめるきっかけをいただいたさきらの西原さんの4人の手探りで、照明の中村さん、大道具の坂さんの力をお借りしながら、いつもいつも必死でした。
2年目から、さきらのダンスWS「リビングルーム」で出会った竹原くん、根木山さんもメンバーに加わり、またさきらからも松崎さんも遊び庭担当になってくださいました。
だんだんとほかの職員さんも遊び庭に関わってくださるようになり、また5年目からは、「さきらボランティアコミュ二ティ」ができ、ボラコミのみなさんとの作業もはじまりました。
遊び庭に多くのひとの知恵とアイデアと力が集まり、大がかりな「あかりの巨大迷路」をはじめとする体感遊具にも挑戦したり、内容も充実してゆき、たくさんの参加者のみなさんと触れ合い、大きな催しになってゆきました。
回を重ねる間に、当初のメンバーはそれぞれの目指す道へと進み、7回目の昨年はわたしひとりが残りました。
大役に挫けそうになることも多々ありましたが、わたしのまわりにはいつもみなさんがいました。
明るくムードをつくってくださる方、お腹の心配をしてごはんをつくってくださる方、こつこつこつこつ縁の下の力持ちの方、わたしの思いつきともとりかねない想像することをかたちにすべくたくさんのアイデアをつださった方、いつもやさしくあたたかくいてくださった方、厳しく叱ってくださった方…
わたしは、いきもののように変化する影・その影をつくるあかりに魅力を感じ、もっと別の体感・共有の仕方はないかと、これまで追求してきた中で、本番・作業・実験中、何度も何度もあかりや影のおもしろさを実感してきました。
遊び庭の根本はその想いからですが、それとはまた別に、みなさんと一緒にダンボールを運んだり、おうちをつくったり、影で遊んだり、ごはんを食べたり、、、ただ一緒に作業をするだけで、わたしはすごく楽しかったです。
みなさんのお力があってこそ、これまで遊び庭をつづけてこれたと、日々感謝の気持ちでいましたが、昨年たくさんのあかりや影に包まれた夜、みなさんがそれぞれの持ち場であかりや影を通して参加者のみなさんと触れ合っておられる姿をみて、わたしはあかりや影以上に感動して胸がいっぱいになっていました。
こんなふうにふり返っていると、そのときの高揚感を思い出しまたそこに浸りたくなる自分もいますが、わたしは次に進もうと思います。
いまは、新たな環境で出会ったこどもたちとしっかり向き合い、自分の課題に真剣にとり組んでゆこうと思います。
「あかりの遊び庭」で出会ったみなさん、これまで長い間本当にお世話になりました。
いつも自分の想いや発想で突っ走ったり、感情的になって落ち込んだり…浮き沈みの激しい未熟なわたしをこれまでずっと支えてくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
楽しかったです。
ありがとうございました。
2011.11.12
小泉知子
わたしは、相変わらずやっています。
夏から秋へと季節が変わりはじめると、もうすぐやなぁとここ数年当たり前にわたしの中にあった「あかりの遊び庭」ですが、7回目を迎えた昨年で区切りをつけたいと思います。
はじめた当初は、わたしと足高寛美、細谷知子の3人と遊び庭をはじめるきっかけをいただいたさきらの西原さんの4人の手探りで、照明の中村さん、大道具の坂さんの力をお借りしながら、いつもいつも必死でした。
2年目から、さきらのダンスWS「リビングルーム」で出会った竹原くん、根木山さんもメンバーに加わり、またさきらからも松崎さんも遊び庭担当になってくださいました。
だんだんとほかの職員さんも遊び庭に関わってくださるようになり、また5年目からは、「さきらボランティアコミュ二ティ」ができ、ボラコミのみなさんとの作業もはじまりました。
遊び庭に多くのひとの知恵とアイデアと力が集まり、大がかりな「あかりの巨大迷路」をはじめとする体感遊具にも挑戦したり、内容も充実してゆき、たくさんの参加者のみなさんと触れ合い、大きな催しになってゆきました。
回を重ねる間に、当初のメンバーはそれぞれの目指す道へと進み、7回目の昨年はわたしひとりが残りました。
大役に挫けそうになることも多々ありましたが、わたしのまわりにはいつもみなさんがいました。
明るくムードをつくってくださる方、お腹の心配をしてごはんをつくってくださる方、こつこつこつこつ縁の下の力持ちの方、わたしの思いつきともとりかねない想像することをかたちにすべくたくさんのアイデアをつださった方、いつもやさしくあたたかくいてくださった方、厳しく叱ってくださった方…
わたしは、いきもののように変化する影・その影をつくるあかりに魅力を感じ、もっと別の体感・共有の仕方はないかと、これまで追求してきた中で、本番・作業・実験中、何度も何度もあかりや影のおもしろさを実感してきました。
遊び庭の根本はその想いからですが、それとはまた別に、みなさんと一緒にダンボールを運んだり、おうちをつくったり、影で遊んだり、ごはんを食べたり、、、ただ一緒に作業をするだけで、わたしはすごく楽しかったです。
みなさんのお力があってこそ、これまで遊び庭をつづけてこれたと、日々感謝の気持ちでいましたが、昨年たくさんのあかりや影に包まれた夜、みなさんがそれぞれの持ち場であかりや影を通して参加者のみなさんと触れ合っておられる姿をみて、わたしはあかりや影以上に感動して胸がいっぱいになっていました。
こんなふうにふり返っていると、そのときの高揚感を思い出しまたそこに浸りたくなる自分もいますが、わたしは次に進もうと思います。
いまは、新たな環境で出会ったこどもたちとしっかり向き合い、自分の課題に真剣にとり組んでゆこうと思います。
「あかりの遊び庭」で出会ったみなさん、これまで長い間本当にお世話になりました。
いつも自分の想いや発想で突っ走ったり、感情的になって落ち込んだり…浮き沈みの激しい未熟なわたしをこれまでずっと支えてくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
楽しかったです。
ありがとうございました。
2011.11.12
小泉知子