ぶぎっちょ軍曹の音楽(おんらく)記

元楽器屋のクラシック&ヴァイオリン好きが音楽について。ちょっとだけクラシックという方からその道の方まで熱烈歓迎!

09/30 歴史的瞬間

2009-09-30 23:59:59 | コンサート・番組聴いたんだけど
 昨年でしたら、オイストラフ生誕100年で盛り上がったでしょうけど。

 10年前の今日、何の日か覚えていますか。
 そうです、東海村のJCOでの事故。
 10年が経ちました・・・。

 こちらでも、ちょっと書いてますが。
 実は同じ日、ちょっとした事件が。


 その事故でダイヤが大混乱の常磐線。
 それに乗って上京して聴きに行ったのは、新日フィルのマーラー・ツィクルス。
 その年の12月に大学のオケで演奏する、マーラーの交響曲第1番を聴きに行ったんです。

 前半は「さすらう若人の歌」だったと思います。
 それどころか交響曲の1楽章だって終わっていそうな時間に、すみだトリフォニーホールに到着。
 駆け込むと、今から交響曲が始まるとか。

 え?
 遅くない?

 客席に入ると、何となく雰囲気がおかしいような。
 何て思っている間に始まり始まり。
 例のフラジオが聴こえてきました。


 しばらくして、朝のとあるニュース番組の冒頭にて。
 その日の真相が明かされていました。

 その日はライヴ録音が同時進行。
 しかし、演奏がよくなかったそうで。
 いよいよ交響曲でそれが頂点に。

 そこで指揮の井上道義先生が舞台上でずっこけて、再度演奏&録音。
 なかなかあり得ない事が起きていたそうで。
 最初から聴きたかったですね。


 ちなみにその番組の中で。
 番組の司会者は、指揮者は粋だと表現しました。
 オケのせいしないで、自分のせいにしたということで。

 一方で当時の私の師匠。
 それを聴いて不機嫌に。
 音楽は止めたりやり直したりするものではない、と。

 さすが、プロのおっしゃることは違いますね。
 やり直しがきかないから、気が遠くなるほど練習するわけで。
 高い集中力で臨むわけで。


 以前、「ペール・ギュント」の冒頭のフルートが大失敗した、とあるオケの本番に遭遇しました。
 その時は指揮者が止めて、客席にこの曲は難しいから、とフォローを入れてました。
 そこで、最初からやり直し。

 音は良くなりましたが、何んとなく間の抜けた展開。
 これでいいのかい?
 聴いていて、緊張感が・・・。

 ちなみに、他からもっと厳しい意見が。
 オケを最高の状態にもっていけなかったのは、指揮者の責任であると。
 ・・・指揮者にならなくて良かった・・・なる気も能力もないけど。

 賛否両論が噴き出した、歴史的瞬間のお話でした。
 お粗末!(私の話が、ですよ)


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ありがとうございます!!


 いざ自分がそのマーラーを弾いたら、なかなかひどかったです。
 オケ大で1楽章だけ弾きましたが、フラジオが全然当たらない・・・。
 地元での定期演奏会では、完全燃焼できましたが・・・。

 実はその終演後、手元に1枚の名刺が届きました。
 高校の同級生のもの。
 クラス会で私がオケでヴァイオリンを弾いていることを話していたので、来てくれたのです。


 彼は六ヶ所村で、そちら方面の仕事をしています。
 高校の頃から、そっち方面に関心があったもんな・・・。
 その名刺にはこんなことが。

 何カ月も前から、茨城県内に研修で来ていたそうで。
 とっくに六ヶ所村に戻っているはずが、例の東海村の事故で予定が狂ったとのこと。
 そこで来ることが出来たと書いてありました。

 マーラーと東海村の事故。
 奇妙な縁です。
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09/30 歴史的瞬間 (ぶぎっちょ軍曹、前へ!)
そうでした。 10年前の今日、何の日か覚えていますか。 そうです、東海村のJCOでの事故。 10年が経ちました・・・。