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常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。

世にも微妙な物語  占い師       短編小説

2017年08月13日 20時05分26秒 | 小説

占いとは読心術である、啓介はテレビでそう豪語して憚らなかった。さらに

中国の4千年にわたる占いは 統計学に過ぎないとも。彼は科学者であり、

ファジーなものー例えばUFO UMA 心霊は 存在しないとこれまた言い切った。

テレビではそういう極論をする人とされる人の対決などをさせておもしろおかしく

取り上げていた。じゃぁ私が明後日何をするか占ってくださいよ。よく当たるという

占い師に対して啓介は言い放った。そんな挑発めいた言葉にも占い師は動揺することも

なく占いにはいった。明後日のあなたは占えない。占い師はぽつりとそう答えた

ほらね 将来を占えるなら明後日だって将来ですよね、と啓介。

啓介は学会で明後日日本を離れることを伝えた。得意満面に。しかし、占い師は

反論することもなく番組の収録が終わった。その翌日の事である。啓介が自宅に戻ると

偶然空き巣と鉢合わせになった。そいつはナイフを取り出した。おい、見なかった

事にするから恨まないから・・・命だけは助けてくれと言いかけた時、そいつの体が

啓介と当った。刺されたのである。薄れゆく意識の中で、占えないとはこういう

事か・・・うらない・・死・・なるほど占いは裏切らないということか・・。

家をあさられて 明後日は占えない・・・当たるんだな・・・啓介はさらに

うらないじゃなくて うる死・・・じゃないかぁ~ そう、そのままこときれた

           お終い

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