HAKKEYOIは、ガタリンピックのラストを飾るメインエベントでもある。
この後、もう一つ25m自由ガタという競技が残されているが
華やかさとあふれ出るパワーでは、他の競技も圧倒される。
直径2m程の発泡スチロールの土俵に乗って、がたのなかに頭から沈むこともなく
最後まで残った者が、勝者となる競技である。
早い話がいかに手っ取り早く、いかに他の皆を泥の中へ突き落すかである。
競技スタートしてしばらくは、小競り合い程度のジャブの応酬があるが
パワーバランスが一気に崩れると、一気呵成に集団が崩れドドドドッとがたの中へ沈む
この日は、崩れ去っても土俵には二人が残る取組がみられ、仲間割れの仁義なき戦いで決着をする。
天の味方もなく一敗地に塗れたものの、がたに沈んだもののそのすがすがしい笑顔は
ガタリンピックが目指す、スポーツマンシップにのっとっているんだろな
きっと。