太陽が山の頂から顔を見せると、木々達の影がまるで命を吹き込まれたかのように
「おはよう」と声を掛け合いながら、背伸びをするかのように目覚める。
暖色系のわずかに木々に残された葉が、朝日を浴びてきれいに発色をする。
静かだった、山里が鳥たちのさえずりでざわついてくる。
今年の紅葉は、なんとなく下向きの画角が多いような気がするが
「気のせい気のせいだよ、このシルエットを撮りるために、わざわざ早起きして高速飛ばしてきたんじゃなないの」
と、裸木になりつつある木々たちがはやしたてる
まぁ、いいか、時にはセミヌードも