あかない日記

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フインランド・ヘルシンキ9 エスプラナディ公園

2017-11-14 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 

市庁舎の前 北エスプラナディ通りに沿って
西へ「
エスプラナディ公園」が延びている。

その東端に噴水広場がある。

この噴水の中心に、
愛称「バルト海の乙女」の銅像が建つ。

肩越しにバルト海を見る 優美な姿が印象的だ。

像は海草に立つ人魚の形であり、
足元には4匹の魚が水を吹き出し、
円の縁からは4頭のアシカが
人魚めがけて水をかけている。

この公園は、1900年代はじめに
ヨーロッパらしい街並み整備を促進する
プロジェクトの一環として建設された。


また、この銅像にはモデルがいたそうで、
フランスにアトリエを構えていた

フィンランド人彫刻家が見出した
10代のパリジェンヌだった。

毎年4月30日 ヘルシンキの学生たちが
銅像の周りに集まり、
その年の代表の学生が
乙女像をモップで洗って学生帽を被せる儀式があるという。

これがフィンランド流ヴァップ(メーデー)の
開始の合図となっているそうだ。