きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

宝尽しの文様

2016-08-22 14:56:41 | 染色
5月に佐竹藍月先生と
京都にご一緒した時、
生地屋さんに連れて行ってもらった。

その時購入した生地

1ピースづつ切り離して、コースターに染める生地だが、

私はこの繋ぎ目の透け感が面白いので、
このまま、タペストリーにしようと思う。

20年前に作った家紋の型紙で、型染めにする。

型紙も、あの頃は丁寧に紗を張り、漆を塗って仕上げていた。

その家紋の型紙は8種類有るが、
13ピースに、染めたいので、5種類追加が必要だった。

Mさんから、宝尽しという言葉を教えていただいた。

吉祥文様の一つで、おめでたい宝を集めた文様のこと。

以前彫っていた型紙に中にも、
この言葉を知らずに、
丁子や、打ち出の小槌や、宝袋を彫っていたので、

それに追加して、
宝珠、七宝、分銅、熨斗、鼓の5種類の型紙を彫った。


昔は紗張りをしたり…と、面倒だった行程も、
今は、紗張りアルミ枠があるので、必要なくなり、

彫った型紙の上に、枠を乗せて、
簡単に糊置きが出来るので、便利になった。

3枚試し染めをすることにした。
布の上に型紙と枠を置き、
浸染用防染糊KRを駒ベラで擦り込むように起き
糊を乾燥させる。

熱湯に入れ、糊を固着させ、用意していた染液の中に入れ、
5分染める。

布の目が粗いので、
防染力を心配していたが、大丈夫そうだ、


さぁ‼︎次は本番




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