マリメッコ

前日より9度も気温が下がった。
また、真冬に逆戻り。

三宮に予約していたバスのチケットを買いに行ってきた。

父の介護に帰るために、この駅を利用した回数は、
この5年で100回以上を優に超えているのに、
バス乗り場の上のミント神戸に行ったことは、1度も無かった。

あの頃は、そんな余裕が、時間にも心にも無かった。

良いのか悪いのか…もう急ぐ必要がなくなった。

チケットを購入後、
ビルの外側からエスカレートに乗って、ビルに入った。

ファッション店も飲食店も、沢山あったんだね。

華やかさや賑やかさの中に入ると、
まだ、私の中に溶け切れていない悲しさがあるのを感じてしまう。

ウロウロして、服や雑貨を見て回っても、
「もう田舎に帰る必要が無いのだから、服も要らない」…
まだまだ、マイナス思考が、断ち切れない。

何階まで上がったのか？わからないが…
マリメッコのお店を見つけた。
フインランドの有名ブランド。

マリメッコとは…
Mariのお洋服…という意味

明るい色と大胆なプリント柄
染色をしている私には、出せない色と柄だ。

店内に、大きく咲いた花のようなファブリックがならび、

私が着たらどうだろう？？…と、悩みそうなプリントの服。

これを朝のテーブルに並べたら、
きっと、一日happyになれそうなカップや皿。

でも、値段が

財布はしみったれているけど、

見てるだけで、心は温まったし癒されたよ。