PEACEFUL

黙るのは美徳ではない。無知無関心がこの国を滅ぼす。

憲法改正 ④

2017-10-16 13:35:46 | 日記
9条の2 にはまだまだ続きがある。

「国防軍に属する軍人その他の公務員がその職務の実施に伴う罪又は、国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、国防軍に審判所を置く」

これは、「秘密保全法」のことである。
これまた大勢の反対を押し切って「強行採決」した
『特定秘密保護法』
をこちらに差し込んできた…

軍人だけでなく、その他の公務員が対象になっているので、いくらでも範囲は広がる。
行政が扱う資料も、黒塗りどころか「無い。捨てた。」と言えばそれで済まされる。
保護の観点から見せられません!
と、門前払いされ、国民の知る権利は侵害される。
マスコミやジャーナリストがそれを探って公表すれば処罰される。だから、自ずと、政府の都合のいい話しかメディアは流さなくなる。
内部告発など、もってのほかだ。

原子力発電所から汚染物質が流れ出て、甚大な汚染がされようと、政府が機密事項にしてしまえば国民は知ることが出来ない。

自衛隊基地に核が持ち込まれても、国家機密で隠蔽される。

地位協定に阻まれ、沖縄が軍用機の事故原因を説明してもらえない、軍用地の中を調査できない、それと似た状況が、日本各地で起きる事になる。
第2、第3の沖縄が生まれる。
しかも米軍ではなく、日本軍によって。

しかも、国民には公表しない事を、外国には提供する可能性がある。
「国際社会と協調して」活動するのが自衛隊と明記するのだから。
安全保障に関する情報は同盟国で共有するのが当然だから…

変な話ですよね…

そして、「軍法会議の設置」も盛り込んできた。
軍事機密の秘密保全が認められれば、軍事裁判所は必然となってくる。
例えば、
外国に軍隊を派兵する。
戦争なのでもちろん敵を攻撃して殺す。
その時、民間人も殺してしまった…
これは国際法違反なので裁かなくてはならないが、これを普通の裁判所で裁くと、公開裁判なので、軍事機密もベラベラ喋るかもしれない。
隠したい事実も全部バレてしまう。
政府側からすると都合が悪すぎる…

という事だろう。

全てが繋がっているのだ。

他に、脱走兵の問題も出てくるだろう。
自衛隊は、戦闘行為を行う前提で入隊した者は少ない。
普通の公務員感覚だ!
それが、安倍さんの「右向け右!」の思想から、段々と戦争が現実化してきた。
行きたくないなぁ…
でも、なんとなくやめられる状況ではなくなって、戦地に送られてしまう。
嫌だなぁぁぁ…
………

逃げよっ!!

ってことになった場合…

私なら気持ちはわかるので、許す!
でも、軍部はそうはいかないでしょうね。
色々作戦も立てただろうし、戦闘行為に支障が出るとかなんとかで怒りまくるでしょう。
そして、残された隊員の士気も低下するだろうし…

(あ〜ぁ、オレも逃げたかったな…)とかなんとか

なので、裁こうと思う。
しかし、普通の裁判所では無理!
絶対に無理!!
だって、今の日本の裁判官って、「判例」に沿った判決しか書けないから。

(脱走兵??……… なんだそれ!!?)
ってなる。

なので、やはり、これも軍法会議行き。

軍隊を持つと、こんなに不便なんですよ…

なので、自衛官の皆さん、逃げるなら今のうち!!


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