陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

三上延著「ビブリア古書堂の事件帖⑦」

2017-03-13 20:42:59 | Weblog
 これでビブリア古書堂は最終刊なのだ
あまり長々とやられてもね~。間延びすると面白くなくなってしまう。

栞子さんがこの「ビブリア古書堂」の主人。
大輔はアルバイトだが栞子さんを尊敬し、この店にも慣れてきた。
栞子さんとつきあい始めて、彼女の特異な観察力を見聞きしているうちに、
彼女を孤独にしておけなくなってきた。
特に太宰治の「晩年」を取り返すにあたって大輔は石段から転げ落ちた。

栞子の家庭の事情はかなり複雑。
それを把握するのが少々苦労したかも。
それに大輔の家の事情も本に関わっていてどっちも複雑で・・・

シェイクスピアの「ファースト・フォリオ」色違いで赤、白、青、がある。
黒もあるという。
一冊は本物でそれに似せたファクシミリを3冊作る。(尚大が作ったというのだ)
この中の本物はどれだということに。
ここに母親の智恵子が関係してくる。

祖父にあたる久我山尚大は智恵子を自分の弟子にしようとしたが出来ずに
出て行ったのだ。
ところが途中からまた水城という人物が現れてまた祖父母が現れて。
古書関係で吉原喜市という人物が一癖も二癖もあり智恵子とも繋がりがあった。

「ファースト・フォリオ」が振り市に出品された(3冊)
これをどうやって見極めたか・・・手に汗を掻くような凄まじい金額の応酬。
いやいや最後大輔の機転で難を逃れたのでホッとしたが、
金額は赤のが5050万円で栞子さんが落札。

なぜか智恵子は大輔を気に入ったようで・・・
智恵子は二人に自分の仕事をてつだわないかと言って来た時には驚いた。
栞子もそのつもりなの?

プロポーズはどさくさに紛れて大輔は一応していた。
栞子も「はい」と頷いて了承を得た。

「ファースト・フォリオ」を母親に売る前(1億5000万円)に
内容を大輔に話すと言うところで話は終わった。
エンドにはなったがなんだか難しさだけ頭に残ってしまった。
古書の話なのか栞子の特異体質の話なのか、
二家族の人間性が重視なのか・・・。

古書に振り回され過ぎかもしれない。
栞子さんの純粋な気持ちが出ていれば余計な話を省いても話は出来ると思うが・・・
(本来なら洋書の古書は扱わないビブリアだったのだから)

祖父の巧妙な罠は古書にまつわり、人々まで巻き添えになってしまう。
古書は古書なりの良さがあるのであまりたくさんの参考資料をもとに話を作るのは
自分よがり。読み手のことも考えて欲しい。
(最近頭の回転が鈍くなったのでこういう小説は難しいと
思うようになったということか?

私は単純明快な時代小説の方が好きかもしれない
 
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頭が回ってない

2017-03-13 12:14:43 | Weblog
何だかやる気がないようで、一つ一つが今日は面倒くさい。
薬のんでるのに…午後持たないかも。
一応安定剤を飲む。それでも途中変な感じにおそわれたが、涙を出さずにすんだ。
心はドヨ~ンとしたままっだった。それでも仕事を懸命に処理。
一応片付けをすると、最後帯巻き(行政書士用)
自分達はなにやらはなしばかりして・・・(仕事の話だと思う)
何せ押せ押せの仕事ばかりなのだ。
棚卸しもあるとかでなんだか毎日大変。話をちゃんと聞いてないとまた怒られる。
別に聞いてないわけじゃないのだが・・・

結局6時半近くまで仕事をした。
なんとかならないのか?また言ってる
今日はどの部署も忙しかったが、私達が帰るころ休憩室のロッカーは
ほとんど帰っていたかも。鍵が1つ1つぶらさがっていた。
あああみんな帰ったんだな~とすぐわかる。我々だけ残ったの?
 
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