田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

モディリアーニ展

2008年03月30日 | ギャラリー

3月30日

今日のニセコは快晴です。
昨日の寒さから一転、気温も10℃近くまで上がるでしょう。

29日、東京乃木坂の国立新美術館でモディリアーニ展を見ました。

イタリア生まれのアメデオ・モディリアーニ(1884-1920)は、20世紀初頭、
パリの画壇にデビューするも認められず不遇のまま35歳の若さで死を
迎えます。死後、その独特の画風で広い支持を得ました。

トーテンポールや埴輪を連想させる画風は、原始主義に根ざしており、
その単純な線と人間の骨格を知り尽くしているかのようなしっかりした
デッサンとがどっしりした安定感を与えています。

かと言って無味乾燥になるのではなく、女性の胸像画などは、若い女性
特有のふくよかな色気さえ感じさせるものとなっています。オリジナルの
絵画はどれもすばらしく、しばしば絵の前にじっと佇んで見惚れてしまい
ました。この絵のモデルは、マリー・ローランサンではないかと言われて
います。1917年制作(写真は、絵はがきから借用しました)

モディリアーニ展
・期間:2008年3月26日~6月9日(火曜休館)
・場所:国立新美術館
・料金:1,500円


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