週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

§ 中国への移住を決めた日本の若者達(日本に棄てられた若者達)

2017年10月22日 16時59分54秒 | たわごと(少し硬派に振って)
FNSのドキュメンタリー大賞をとった番組のようです。
フジテレビ系列のどの放送局が製作したのかは知りません。
このユーチューブを見た時感じた気持ちを含めてアップします。
スレッドタイトルのカッコ内の日本に棄てられた若者達との副題は私が付けました。
番組内には付いておりません。


今回の安倍総理の衆議院解散、そして今日の選挙で思う私の気持ちです。
以前のスレッドで『§ 希望を閉ざす扉』で多分有効求人倍率も5割程度(?)で低迷している頃の事を思い起されました。
私達の世代では既にリタイヤしている方が多いかもしれませんが、社会に羽ばたく若者世代にとっては時の経済状況は大切です。
いつでも、何度でも、スタートラインに立てるある意味、開かれた世の中ではない日本なのです。
高卒時、大卒時、大学院修了時に日本の企業社会に入る事を誤れば再起が望めないほどの過酷な世界なのです。
起業できる才能があり、商魂逞しい人々は別にしても、新卒時の求人数によってその後の何十年が幸福に暮らせるか、不幸になるかの境目なのです。
それ程、一国の国民の幸福を左右するのが経済状況なのです。
失業が増えれば犯罪も増え、社会保障費も膨らみ日本国民の満足度が低下するのです。
ピューリタンがアメリカに逃れ、その後に続くイタリア・アイルランド・ポーランドなどの移民も祖国を捨てた経済難民なのです。
新しい地で、今よりも少しでもいい生活をと願い移民していきました。
日本から南米などへの移民も経済難民かもしれません。


今回のユーチューブの番組は、日本から飛躍する為に世界へ羽ばたいて行ったと言うより、日本社会で自分の居場所を見つける事が出来ずに去って行ったとの感じがしてなりません。
中国人の彼女の前向きな向上心と、日本人青年の現状を肯定し努力しない姿が対照的でした。

この番組の39分15秒のところの心理状況が、希望を閉ざす扉と同じものを感じてしまった。

安倍総理が政権に返り咲いた時は支持しておりませんでした。
その時の野田さんを支持していました。
若い人に自民党即ち安倍総理の支持がある事は分かる感じがします。
有効求人倍率も1倍を超えて、職に就ける社会を再構築し直しつつあります。
老人が何と言おうと、次の世を背負う若者たちに夢を与える事の出来る政治でなければと強く想いアップした次第です。
因みにユーチューブにアップされたのは二年前ですが、放送したのはその前ですが正確に何時だかわかりません。


中国への移住を決めた日本の若者達



中国人の逞しさと、向上心の旺盛な事を思うに付け、日本人もかく在って欲しいと願わずにはいられませんでした。

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3 コメント

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残念でなりません (馬とモンゴル)
2017-10-23 03:31:44
原村さん

おはようございます!

選挙の方も日本国を憂う知識人がブログ等で本音を記事にしだしたのも大きな原因の一つではないか選挙前の予想を大きく裏切る結果になり日本も取あえず一安心と自負しています

原村さんの記事も多くの人へ影響を与える記事が増え結果にいい方向に行ったのではないかと考えております

これからも独自の意見を楽しみにしています

私は21日の共産党の記事に賛同するコメントを書こうとしていましたが風邪と忙しさにか負けて居たら若者が中国への逃避ですか、日本国から捨てられた若者のTVには驚きました

モンゴルにも日本から流れてきた若者がいますが、私の知る限り活躍し成功したという話は聞きません

時々、現地人から日本人だと紹介受けますが二度と私と接点を持ったり会いたいという連絡も来ません(逃げちゃいます)

私自体がモンゴルで日本人と交流しないものも原因かもしれませんが要注意人物と情報が流れているのかもしれません

現地人と結婚し小さな集団を作り仲間内での生き方を優先しているコロニーだけの生きているように見えます

私と交流したり相談すれば色々な情報や生き方などのアドバイスも出来るんですが残念です

中国の映像もそれに似たような映像で40分程の映像を見て悲しくなりました

これじゃ中国でも存在感も地位もないし若者が何年も外国生活していれば日本に帰国しても使い物にならない

この最大の問題は我々世代の親と上下10年くらい世代の親の責任ですね

私学で博士課程まで行かせて中国で恋人から将来の生き方を質問されて腕組して返事できない40歳近い男性はには呆れました(育てた親に怒りすら感じた)

また広島呉の親など何を考えて子供を育てたんですかね

皆さん大学まで卒業して将来の目的も定められず浮き世草のように世界を漂う様は親の責任です

私もモンゴル国に滞在したことで日本にいては分からなかった事を多く発見しました

その第一の問題は義務教育の劣化という事です(これは指導者である教師の共産主義思想化が最大の原因)

戦争に負けた反動で軍国時代の一兵卒だった送り出し先の底辺社会(農家・漁業・サラリーマン等)の親たちへの反動教育が原因だと考えております

明治時代に西欧諸国や米国と近代産業から近代社会を急ぐあまり文化の違いから戦争を引き起こしてしまった明治・大正・昭和の軍国国家日本です

起きた事、過ぎ去った事をとやかく言っても始まりませんが、こんなに多くの若者が安易な考えで海外へ出ていくことに驚いています

日本での生活がままならないから安易に外国へと渡る日本人の安易さには驚きました

モンゴルでも私と会って逃げ去る日本の若者の理由が映像で理解できました

私の参考意見で安易な海外生活を考える若者が考えを改めてくれるのであればいいかとコメントしました

外国生活で生き抜くには行った先の母国語はもちろん最低限でも英語くらい話せなきゃ海外生活は無理です

行きゃどうにかなるという考えが行く前から間違っている

行ったならその国の組織から生活習慣や行政の仕組みをマスターし現地人に任せず自分で全ての行政手続きが出来る、理解できることが最低限の能力です

そんな事を考え考慮すれば日本で義務教育・高校・専門学校・大学等を卒業した時点で平等に就職することが如何に将来を約束させてくれる最善の選択であるかを知ることです

この選択を迷わせたり子供に余分な負荷を掛けたのは我れ我世代の親たちです

当時は子沢山で全ての子を大学までやる家庭など日本中で10%から15%ぐらいでした

そのことが我々世代には大卒というトラウマになり少子化と全ての子は大学卒という夢を見て自己犠牲と努力で実現させたのです

その結果、立派な仏像を作ったが仏像を作る途中にその仏像に魂を入れる作業を怠った結果が今日の現状を作り出したのではないか

大卒でもいい大卒に相応しくない職業かもしれませんが住んでいる地域には多くの正社員採用で60歳以上の雇用を約束してくれる企業が沢山あることを何故、親たちは学歴を気にして子供たちを育てたのか残念でなりません

若者たちの将来の年金は如何するのか老いた時にかかるであろう病気のケアに対する対策などいくらでも親として意見できたことだろう

残念でなりません

後ほど。 (原村)
2017-10-23 09:26:19
おはようございます、馬とモンゴルさん。

嬉しい事があり、出かける準備をしております。
心理的に落ち着いてからご返事させて頂きます。

いつもコメントありがとうございます。
仕事 (原村)
2017-10-23 22:26:09
こんばんは、馬とモンゴルさん。

働く場がある事は私たちの世代には大きな問題ではなかったかかもしれません。
でも、今の世代にとって失われた20年の後の安倍さんの政治に光を見出していると感じました。
失われた20年の責任の殆どは自民党政権の失政ですが、安倍総理になってから経済が劇的に回復してきていると思っているのかもしれません。
株価もあがり、友好求人率も上がっていますから。

今の日本では保守vs革新より、老人世代vs若者世代の確執の方が隠れた大きな問題だと思っています。
仕事に就く事は生活の糧で有る事が一義的ですはありますが、精神的には社会に貢献し自分自身の生きる生きがいだと思います。
そんな感じを思いつつアップしました。

戦後の世代が世界に羽ばたき、活躍した日本人が内向きになり、留学も海外赴任も海外出張も好まなくなってしまったのは、ぬるま湯に浸からせた私たちの世代の責任かもしれないですね。
仰る通り、子供を持ち父になって父親&母親の偉大さを感じます。
自分より、子供達に少しでも良い生活を与えたいと思う親心。
そうした両親に育てられた私たちなのに。
自分を含めて子供より自分自身に甘かったのかもしれないと自責の念に駆られます。
以前にアップした#244-’16.泣きながら生きての父親の子供(娘)を思う心に涙しました。
今日の苦しい生活より少しでも良い明日の生活を願う心の強さを教え忘れてしまった事を思いおこされました。
言葉で言えば「前向き」とか「向上心」とか簡単に口にしますが、本当の意味の真に強い向上心を教え忘れたようです。

向上心を持って世界で羽ばたく強い心を持った日本人が沢山育ってほしいと思います。
既に他人や次の世代の方にすがり、お願いするほかありません。

書き忘れる所でした。
若者と老人の対立です。
顕在化していないかもしれませんが、深い所でくすぶっている問題かも。
○それは年金を食べつくす老人と払った分を給付されない恐れのある若者世代。
○社会保障と言えば、少し前まで老人への補償を意味して、子育て世代に対する薄い給付。
○チェンバレン首相の行った危険の先送り。
危険の火種に目をつぶり、大きくなった火種を若い世代に押し付ける。
そんな事を感じつつ、アップさせて頂きました。

私の独断と偏見の意見ですが、こんな意見を持つ者もありますよとの事で。

いつもコメントありがとうございます。

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