週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#019 -’09. 災難

2009年01月29日 00時00分01秒 | お山の日記
今回のお山行きは、宿に宿泊する為の中継地のようなものであった。
24日に宿泊する為、峠の我が家には土曜日数時間滞在するだけである。
そのため、峠の我が家に着いても水通しをしなかった。
水抜き・水通しと二度の作業をすると一時間前後とられてしまう。
少し不便ではあるが、往き土曜日の水通しと帰りの日曜日の水抜きを省略した。
結果的に水抜き・水通しをする事になる。

最初は水抜き、水通しに係わる災難を二つほど。

 ○ 災難その一。
東京で使用しているヤカンは結婚式の引き出物の銅のヤカンですが、お山ではホウロウヤカンを使用している。
水通ししないため、家内が外の立水栓で水を汲んで来た。
そのヤカンを雪の上に落としてしまいホウロウが剥げ落ちました。
ホウロウはぶつけると剥げ落ち、そこから錆始めるのが問題。
落としたと言っても、雪の上である。なのに。
積雪上部面が硬くなっていた。
降った直ぐ後なら柔らかく、ホウロウも問題無かった。
積雪面が硬くてホウロウが欠けてしまった。
大した災難ではありませんが。

柔らかい降った直後の雪であれば赤いプラスチックの雪かきで雪を除去できますが、今回は少し硬くなっていた為右手のアルミスコップで雪かきしました。
これでも歯が立たなくなると、鉄のスコップとなります。


 ○ 災難その二。

【補足説明、峠の我が家の庭にある水栓は寒冷地でも凍らない構造になっている不凍水栓です。不凍水栓類とは。】

翌日の日曜日、宿から峠の我が家に帰り着きソロソロ何処かで昼食を摂りながら帰ろうと言う事になった。
で、今回は水通しをしていない為、我が家で唯一水の出る外の立水栓からバケツに水を汲んで来る事になった。
寒くても水が出る外部の立水栓から水がでない。
家内に言わせると以前にも一度だけ出なくなった事があると。
でも、立水栓から水が出ないと言う事は大変である。
地中1.6mの所で栓を閉めているから本来であれば凍結しない筈である。
(我が家の建築時の凍結深度は1.2メートルだったような)
地中の水道管内が凍結して破裂でもしたら水が出っ放しになる。
それも地中である。
そんな悪夢が脳裏をよぎった。
前日の土曜日に家内が使用した時には水が出た。
外に設置してあるこの不凍立水栓は蛇口が二つある。
立水栓の真上にあるのが地中に繋がる栓である。
冬は必ずこの栓を回して開け閉めして水出しや水を止めるために使用する。
その先に普通の蛇口の水栓が付いている。
これで開け閉めすると金属製の蛇口の所まで水が来ている事になる。
此処まで水が来てしまっては、水道管が凍結して破裂するのは時間の問題である。
今回どちらの水栓を閉めて水を止めたがた重要である。
とりあえず、ドライヤーで暖めるが焼け石に水です。
外気温も低い為全く暖まらない。
家内がヤカンで沸かした熱湯を持て来てくれた。
水栓の所にタオルを巻いてお湯を掛けた。
それでも、地中に繋がる立水栓のトップに付いている栓は全く動かない。
五分程度悪戦苦闘するも熱が地中までナカナカ届かない。
管を伝わって凍結しているであろう地中である。
簡単に行く筈がない。
それでは、地中の埋まっている水道管の持っている熱で溶かす他無いと言う事で、帰る直前になってからの水通しである。
お風呂、洗面所、キッチン、トイレと全ていつも通り動作を行った。
水通しも完了してお湯もでる。
そうこうする内に、立水栓のトップの栓も動きだした。
この栓を廻す事により地中深いところでの開け閉めが出来る。
立水栓からも目出度く水が出てきた。
実害がなかったのか、はっきりはしないが一安心である。
冬場、特に厳冬期の峠の我が家は大変である。


 ○ 災難その三。
ホテルに到着して車寄せに止めると、ドアマンの方が来てくれた。
車から荷物を降ろし、ドアマンの方にも一部分を持ってもらい、家内がデジカメを持った。
車を駐車場へ移動する為、自分は何も持っていない。
家内は沢山の荷物を持っていたため、カメラを完全に持っていなかったようだ。
自分の目の前で、家内の手からデジカメが車寄せのコンクリート地面に落ちた。
鈍い音がした。
壊れたと思ったが、車を移動して駐車場へ。
戻って来てニコンのデジカメを操作しても何処も壊れていなかった。
良かった。一安心。

落としてから最初に撮影した画像です。
家内とホテルマンの方を後ろから撮影しました。

 ○ 災難その四、ETCカードに関する災難を。
来る時に使用したETCカードが峠の我が家から東京へ帰宅するダンになって見つからない。
本来入っているべき免許証入れの所定の場所にない。
考えつく所を色々探したが見つからない。
帰りに使用するETCカードがないわけでは無い。
自分のを使えば問題は無いが、事はそう単純ではない。
土曜日に家内のETCカードを使用した。
特別に出掛けずに今日までお山に居たのなら問題は無いのだが。
今回は、宿など色々歩き回った。
早く見つけなければ、落としたのであれば使用を停止しなければならない。
考え付く所を探したが見つからない。
仕方がない、クレジット会社に電話を入れて使用停止にする事にした。
クレジット、ETC、キャッシュカードを含めて初めてである。
クレジット会社に連絡してこのETCカードを無効にした。
東京に帰宅後、セーターの胸ポケットから出てきた。
往きに着ていった、セーターを認識していなかった。
で、ここを探す事もしなかった。
見つかってよかった。
再発行に手数料は掛かるが、紛失していない事が分かっただけでもよかった。
何年か前に増えすぎてしまったクレジットカードを数枚廃止した。
カードばかりが増えて、紛失などの危険管理がおろそかになると思ったからである。
それでも、今も全く使用しないカードもあるのでこれらも廃止しないと。
これも実害が無くてよかった。
実害はカード発行手数料のみで済んだ。

全て、小さな災難でしたが、大きな災難の元には小さな災難の積み重ねが存在しますから、注意せねばならないと深く肝に銘じた次第です。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #018 -’09. ラコルタ | トップ | #020 -’09. 東急リゾート... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほんと! (パンダ)
2009-01-29 10:50:57
今日は、用事があり家でブログの徘徊をしています。
今朝は、成田では、縦揺れの地震が2度ありました。震度は2ですから小さいものです。時々、次はお大きい地震が来たらどうしよう?と心をよぎることがあります。もしや?!と思う瞬間です。何かが起こる時は起きると腹をくくってはいますが・・・まだまだ小心者のパンダです。大難が、小難になり心が受け止められる範囲でと常に思うことが山ほどあります。
地震 (管理人)
2009-01-29 22:12:21
こんばんは、パンダさん。

ぐらっと来るとこれから大きくなるのか、小さいまま収束するのか気になりますね。
家具が倒れる程の地震は経験した事がありませんが、大きくなるのか心配します。
昔はそれ程でもありませんでしたが、阪神淡路以来地震が怖くなりました。

大きな失敗の元には些細な失敗が沢山存在するそうですから。
これからも、全ての面で注意しようと思いました。
大きな事にならずに今回は収まりそうです。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。