独り言雑記ブログ

将棋関係の一人言雑記帳

第3期マイナビ女子オープン挑戦者決定戦 その5

2010-02-28 19:38:25 | Weblog
午後の戦い2【豪華な解説会】
控え室では、野田沢1級と中村二段が棋譜を並べており、梨沙帆さんも控え室を訪れていた。


(5図は63手目▲7七銀まで)

△6五歩に、斎田は▲5七銀~▲6八銀と引くのは将来桂馬に当たってくるのが気になったようで、▲7七銀(5図)と引いた。控え室ではこちらに引く手は検討されておらず、烏記者は「棋風って便利な言葉だよね」と棋譜を入力し、中村二段は「取ると何かあったんですかね?」と▲同銀と取る変化を調べていた。


(6図は68手目△2四桂まで)

そうこうしているうちに甲斐に勝負手がでた。△2四桂をみて斎田の手が止まる。
中村二段が先手をもってあれこれやってみるがうまくいかない。棋譜コメントに出てる筋はあれこれやっているうちに捻り出した手順だ。

斎田の長考中、解説会の「助っ人」を探しに勝又六段が控え室に。「振り飛車側の気持ちが分かる人が…」と中村二段が急遽解説会の応援に行くことになったので、このタイミングで研修室の解説会へ移動。


(急遽、勝又六段の好意で解説会が開催された)

中村二段が「捻り出した」手順を解説。▲4八桂△5四歩までは予想通りだったが、斎田は△7一角と打ち込んでいった。


(中井六段と中村二段)

勝又六段、中村二段に加えて、さらに中井六段も登場。
急遽開催された解説会とは思えないほど、豪華な布陣だ。


(窪田六段はなんと対局中)

解説会に、なんと対局中(!)の窪田六段が登場。ちゃっかり引き受けてしまう窪田六段もさすがである。

窪田六段のあとは「もっとうるさい人がきた」(中井六段)と石橋四段も登場。
石橋四段は「この角は(女流最強戦の)里見戦を意識したんですかね?」というと中井六段から「さっちゃん、角のことは言えないでしょ」と厳しいツッコミが入る。
当然、石橋四段の「角」とは女流王位戦のあの角のことである。


(A図は 女流王位戦第2局。この角はなんと6六から4四の歩を
飛び越えたもの。石橋女流王位(当時)の反則負けとなり話題となった)

このあとは上野五段が登場。このあたりは、各レポーターの方のほうがうまく記載してるようなので、そちらを見ていただきたい。


(PCで解説する石橋四段)

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