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北朝鮮の核開発と日本の安全保障

2006年11月30日 | ■□現社□■


北朝鮮外務省が「核実験を実施する」という声明を発表した。(ニュース映像はこちら)

「核実験実施する」
 北朝鮮外務省が声明

 【平壌3日共同=磐村和哉】朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省は3日、声明を発表し「科学研究部門で今後、安全性が徹底して保証された核実験をする」と表明した。北朝鮮が核実験実施に具体的に言及したのは初めて。実験の具体的な日時などについては一切触れていない。

 米国による金融制裁に北朝鮮が反発、6カ国協議が昨年11月以降中断する中での実施宣言に、日米韓などを中心に国際社会が強く反発するのは必至だ。

 声明は、米国の北朝鮮に対する「孤立圧殺策動」が極限を越え、最悪の状況をもたらしていると激しく非難。「これ以上事態の発展をただ眺めていることはできない」として「自衛的抑止力を強化する新しい措置を取る」とした。

 一方で声明は「絶対に核兵器を先に使用せず、核兵器を通じた威嚇や核移転は決して認めない」との立場を示した。

 北朝鮮は昨年2月に核保有を公式に宣言している。関連国は北朝鮮の実施兆候を注視するとともに、思いとどまるよう説得を強めるとみられる。

 北朝鮮外務省が3日発表した声明要旨は次の通り。

 一、北朝鮮の科学研究部門で今後、安全性が徹底して保証された核実験を行うことになる。

 一、(2005年2月の)核保有宣言は核実験を前提にしたものだ。

 一、米国は核戦争の威嚇と制裁圧力によって、防衛的対応措置として核抑止力確保に欠かせない核実験を行わざるを得なくした。

 一、絶対に核兵器を先に使用せず、核兵器を通じた威嚇と核移転を徹底的に許さない。

 一、朝鮮半島の非核化を実現し、世界的な核軍縮と終局的な核兵器撤廃を推進するため、あらゆる面から努力する。

(共同)
(2006年10月03日 19時39分)

昨年、核兵器の保有を宣言してから核実験を行う可能性についてさまざまな観測が流れていたが、7月のミサイル発射に続き、やはり核実験の準備が進められていたということであろう。北朝鮮が核実験を行い、核兵器の所有が明確になった以降の東アジアの安全保障体制は大きく様変わりする。

北が核弾頭を持つミサイルを配備することになれば、日本の防衛政策も大きな修正を迫られることになる。憲法9条改正問題や集団的自衛権の行使の問題に関しても大きな影響を及ぼすことは必至である。

一方、中国や韓国・ロシアといった周辺国に対しても北の核実験が政治的にも衝撃を与えることは確実である。こうした周辺国の反発があっても、あえて核実験に踏み込む北朝鮮の意図はどこにあるのかということになる。

(設問1)なぜ、この時期に北朝鮮は核実験を行うという声明を出したのか。

(設問2)北が核実験を実施した場合、アメリカはどう対処すると思うか。

(設問3)北の核実験に対して、日本政府はどういう対応をすると考えるか。

(設問4)朝鮮半島を含む東アジアの安全保障体制に関して、特に日本の安全保障政策はどう変化するか。


※北核専門家10人中5人「北、核実験に踏み切るだろう」

 最近まで国内専門家らの雰囲気は、北朝鮮の核実験準備は“誇示用”という見方が強かった。しかし今月7~8日に会った北核専門家10人中5人が「北朝鮮は核実験に踏み切るだろう」と予測するなど、雰囲気が少しずつ変わっている状況だ。

▲国策機関研究員(匿名)=「北朝鮮は核実験に踏み切るだろう。現在、北朝鮮の行動は北朝鮮式の論理通りと見るべき。金正日(キム・ジョンイル)総書記は核が体制を保証する最も確実な方法だと考えている。30年以上国力を注いできたのに、中断することはないはず」

▲国防研究院・キム・テウ教授=「核実験はするだろう。北朝鮮は米国が攻撃すれば2次、3次、4次の核の報復攻撃ができるという能力を誇示しようとするはず。北朝鮮が米中を恐れて核実験ができないだろうというのは妄想だ。何でもするだろう」

▲ ソウル大学・国際大学院・白珍鉉(パク・ジンヒョン)教授=「体制基盤がしっかりしていた金日成(キム・イルソン)主席であればここでUターンできるが、金正日総書記はそうできない。北朝鮮は内部的に何か示しをつけなければならない時点に来ている。核実験のリストもあるが、核を公認された方がプラスになると考えるだろう」

▲世宗(セジョン)研究所・ソン・テソン首席研究委員=「フィフティーフィフティーだ。しかしどちらかに比重を置かなければならないとすれば、核実験をする可能性が高くなっているという状況だといえる」

▲駐韓米軍関係者=「北朝鮮は数週間以内にも実験をする可能性があるというのが我々の判断」

▲外交安保研究院・キム・ソンハン教授=「49対51程度で、しない可能性が高い。核実験をすれば国際社会は金正日政権に対する認識を根本から改めることになるだろう。それをよく知っている北朝鮮政権が簡単に核実験に踏み切ることはできないはず」

▲外交安保研究院・ペク・スンジュ教授=「核実験をすれば中国はこれ以上北朝鮮を保護する名分がなくなる」

▲成均館(ソンギュングァン)大学・キム・テヒョ教授=「米国で中間選挙が行われる11月まで北朝鮮は状況を悪化させ続け、ブッシュ政権を刺激すると思われるが、核実験までは行かないだろう」

▲鮮文(ソンムン)大学・鄭玉任(チョン・オクイム)教授=「短期的に見た場合、北朝鮮の最近の動きは交渉用」

▲駐韓米大使館情報関係者=「核実験をするためには幾つかの兆候があるべきだが、現在は必須的な幾つかの要素が表れていない。デモンストレーション的な性格が強いと見る」

アン・ヨンギュン記者 agon@chosun.com 朝鮮日報20050508