見頃になったヤマアジサイを見に鎌倉へ行った。
西洋アジサイは、まだ咲き始めたばかりのためか、人出は多くなかった。
まずは長谷寺へ。
眺望散策路は、クロヒメアジサイやベニガクアジサイがたくさん咲いていた。
長谷寺にて命名の新種のアジサイ「かまくら」が飾ってあったが、花びらが1枚だけ大きいという、面白い形をしていた。
お寺の方が、「来年は石灰入れて、ピンク色にしよう」と話していた。
来年は是非、青色とピンク色を並べて飾ってほしいな~。
新種「かまくら」
「かまくら」の横に置かれていたアジサイ
名前の表示が無かったのだが、これも新種?
次に光則寺へ行った。
今年もたくさんのヤマアジサイの鉢植えが置いてあった。
去年は見頃を過ぎてから行ったが、今年は去年見ることができなかったヤマアジサイも咲いていて良かった。
3箇所目は北鎌倉にある古陶美術館の「アジサイの小径」へ。
ここは去年はアジサイの品種名がきちんと表示され、アジサイの穴場だと感動したのに、今年は表示されていないものが多く、種類も減ったように感じてイマイチだった。
また、ここは病菌ファイトプラズマに感染した緑色のアジサイが多かったが、今年はアジサイと一緒に置かれていたドクダミの花まで緑色になっていた。
ドクダミにまで感染するなんて、ここのアジサイたちは今後大丈夫なのだろうか?
病気で緑化した八重ドクダミと普通のドクダミ
古陶美術館が期待はずれだったため、急遽、大船のフラワーセンターへヤマアジサイを見に行くことにした。
ちょうど、あじさい展をやっていて、朝NHKでも中継していたからだ。
たくさんヤマアジサイの鉢植えが会場に飾ってあったが、写真は撮りづらかったので、見るだけにした。
そのかわり、千円で売られていた「日本のあじさい」という図鑑を買ってきた。
アジサイ研究家の故 山本武臣さんの編集・解説だが、今までに島や山などで発見されたアジサイが紹介されており、なかなか面白い図鑑だった。
素人の私には、どれが新種なのか見分けがつかないが、新種のアジサイを発見できたら、すごいよなー。
長谷寺(鉢植え)
土佐涼風/楊貴妃
光則寺
クレナイ/七変化
深山八重紫/星咲きエゾ
花吹雪/別子テマリ
宵の星/土佐碧21(仮称)
肥後絞り/日向紺青
ティアラ(里帰り品種)/伊予の五月雨(装飾花が無いよ~??)
鎌倉古陶美術館
八重コアジサイ/紫紅梅
恋路ヶ浜(斑入りアジサイ)