行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

憲法記念日、安倍首相改憲への決意表明

2017-05-03 22:15:28 | Weblog
 安倍晋三首相が日本国憲法を改憲し、自衛隊の存在や教育の無償化を明記する改正を行い、2020年に施行したいとの考えを表明した。仮にその年の正月から実施となると、周知期間が1年は必要なので、18年のうちには国民投票が終わってなければ間に合わない。

注目の戦争放棄などを定めた現行の9条については1項、2項を維持した上で、憲法に規定がない自衛隊に関する条文を追加することを最優先させるとのこと。
現行憲法に対する国民の支持は高いので、教育の無償化などをあげているが、憲法改正などしなくても出来るのにまるでにんじんをぶら下げてるようで、見え見えだ。改憲勢力が衆参両議院で三分の二なので、改正の発議は可能だが、国民投票で三分の二を取ることは難しい。それなのに何故この時点で安倍さんは言い出したのだろうか?心の内を探ってみよう。
 
その1,3等閣僚どもが不祥事を起こしてるが、内閣支持率は高い。北朝鮮情勢も危機が続き、国民の国防意識は盛り上がっている。自衛隊と米軍の一体化行動についても国民の支持は得られた。改憲運動も盛り上がりつつあり、これまでにないチャンスだ。
その2,麻生太郎副総理はかつて北朝鮮のミサイル発射基地への先制攻撃を想定した敵基地攻撃能力について「一定の枠組みを決めた上で、法理上は攻撃できるということは昭和30年代からの話だ」と述べ、法的には可能との認識を示したが、現憲法下では難しいというのが大半の意見だ。これも北朝鮮危機という現情勢の中で改憲して明確にしたい。
 
要は平和憲法支持は高いが、現在の東アジア情勢は危機的なので、国民の意識も変わると読んだのだ。それにしてもトランプの瀬戸際作戦、危なっかしい。不動産屋のディールとは違い一つ間違えば戦争だ。それを利用して改憲という挙に出た安倍首相、日本の平和を本気に考えてくれてるのだろうか?
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