行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

独裁者朴槿恵大統領の最期

2016-12-02 18:22:57 | Weblog
 
朴韓国大統領の独裁傾向

日本では朴大統領というと、何かと慰安婦問題が取り上げられるが、韓国はこのところもっと凄い事態になっている。先日金ヨムサム元大統領が亡くなり、韓国民主化への貢献をマスコミは評価したが......
 

昨年のブログで朴大統領は反対派への弾圧がひどく、言論の自由、デモの自由を認めない結果はどうなるか?と書いたが、独裁者の最期はこうなったという1年後の結果だ。1年前に逮捕拘留されている労組指導者はまもなく釈放されるだろう。韓国の友人は毎日デモの様子や国際的な支援の状況をフェイスブックにアップしていたが、本日は大統領の辞意を受け、労働者や国民を第一とする新しい国家を構築するゴールデンタイムが来たと書いている。

朴槿恵大統領は側近を重んじ、大統領になったら何でも出来ると思ったのだろうか?韓国国民の怒りに火を注いだのが友人の娘の不正入学ではないか、韓国の入試地獄は想像以上で、受験生は深夜まで勉強し、家族は他のことは犠牲にして協力する。不正入試、入学には厳しい反応を示す。

日本との間で慰安婦問題を解決したが、韓国国内ではくすぶっており、独裁者の独断だということになる可能性もあり、日韓関係にも影響を及ぼす。米国のトランプ次期大統領も独裁的な言動が毎日マスコミを賑わしているが、来年の今頃はどうなっているか判らない。米国には議会という歯止めがあるので、おかしなことにならないと思うが、金利が高くなり、ドル高になっている。米国製造業の国際競争力は無くなり、トランプを支持した労働者は困難な立場に追い込まれる。多民族ハイテク労働者の集積地であるカリフォルニア州では反トランプから独立運動への動きも出てきている。トランプが朴槿恵の二の舞にならないとは断言できない。




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