行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

北朝鮮ミサイルとJアラート、政府の説明不足に尽きる

2017-09-02 23:21:38 | Weblog
Jアラートが北朝鮮ミサイル飛翔で当該自治体がJアラートを発信したが、Jアラートのシステム上、当然のことであってそのことを批判するは筋違いだ。対象住民は確かにミサイルの場合は地震と違って、どこへ逃げたら良いのか判らなかったし、私でも近くの避難場所である小学校へ行くか窓の小さい部屋に籠もることになる。
 
日経ビジネスで解説している専門家によると「①弾道ミサイル発射直後、まずは赤外線センサーを搭載した米軍の早期警戒衛星が、ミサイル発射に伴って発生した地表面でのロケットエンジンの熱源を感知し、「弾道ミサイルが発射された」という事実を速やかに米軍の指揮管制システムに伝達する。②米軍は日本に配備中の米陸軍のXバンドレーダーで宇宙空間に向かって加速を続けるミサイルの追尾を開始する。同時に弾道ミサイルの撃墜に必要となる詳細なデータを得ることができる。③また、近海に配備中の米海軍イージス艦もSPY-1レーダーにより追尾を開始する。これら米軍の情報は、日本の自衛隊とも共有される。④日本は、米軍から弾道ミサイルが発射されたという早期警戒情報を得た後、航空自衛隊の警戒管制レーダー(FPS-5およびFPS-3改)および近海に展開する海上自衛隊のイージス艦のSPY-1レーダーにより、当該弾道ミサイルの追尾を開始。撃墜のための射撃に備え、日本の自動警戒管制システム(JADGE:Japan Aerospace Defense Ground Environment)に目標情報を伝達する」
 
政府は少なくとも③の段階で、今回のミサイルは日本の上空500kmのところをミサイルが通過することと、津軽海峡はるか上空という進路を把握したのだろう。これは後の会見で日本が目標ではないことは判っていたので迎撃しなかったと発表したことから判る。軍事機密に属することだからか?マスコミが忖度して聞かないのか?アラートを鳴らしたときに政府は自治体に少なくとも「ミサイルは日本のはるか上空を飛翔するので、日本領土には落ちてこないが部品ぐらいは落ちるかも」ぐらいの情報は伝達すべきだった。そうすれば、住民の不安も大きくならなかった。説明不足のアラートは不安を煽るばかりだ。
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