面白かった。
玉岡かおるさんの作品は文壇デビューの「夢食い魚のブルーグットバイ」を最初に読んで以来。
これは、「お家さん」と呼ばれる鈴木商店女社長およねさんの生涯の話。
大正から昭和の初め、日本一の年商でその名を世界に知らしめ神戸を本店とする鈴木商店。
栄枯盛衰。鈴木商店と共に歩んだ道。
又、珠喜の人生も忘れてはならない。
現在も存在する会社の礎となった鈴木商店、大河ドラマともいえる物語に感無量。映画化の話もあるらしい。ドラマでじっくり見たい気もするが・・・・・。
オススメです。
お家さん〈上〉 (新潮文庫) | |
玉岡 かおる | |
新潮社 |
お家さん〈下〉 (新潮文庫) | |
玉岡 かおる | |
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