あす南北当局者会談 朝鮮半島信頼プロセスの第一歩

2015-11-13 17:13:28 | 日記





 【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク?クンヘ)政権と北朝鮮の金正恩(キム?ジョンウン)体制による初の南北当局者会談が、12日から2日間の日程でソウル?西大門区のグランド?ヒルトン?ソウル?ホテルで開催される。

 今後の南北関係の行方を占う会談となる。李明博(イ?ミョンバク)前政権の5年間は、北朝鮮による韓国海軍哨戒艦撃沈や延坪島砲撃などの挑発行為のために対話らしい対話がないまま関係が冷え込んでいた。今回の会談は、南北関係を仕切り直して朝鮮半島平和へと向かう重要な契機になり得る。

 また、朴政権が掲げる「朝鮮半島信頼プロセス」(対話や人道支援を通じ南北の信頼構築を目指す政策)の第一歩とも位置付けられる。双方が少しでも信頼を築けるなら Beats by Dr.Dre 激安 -カリー バッシュ同プロセスを稼動させ、南北関係の新たな下図を描くことができる。

 逆に、けん制し合うだけで何の成果も出せなければ、せっかくの対話への流れが長期間途絶える可能性も排除できない。韓国政府は朝鮮半島信頼プロセスの真意を積極的に説明し、北朝鮮の態度の変化を促したい考えとされる。

 双方は今日11日、南北軍事境界線にある板門店の連絡官接触を通じ、会談出席者の名簿を交換する見通しだ。9~10日の実務接触では代表団を各5人で構成することに合意したが、首席代表について折り合いがつかず、名簿交換が遅れている。韓国は柳吉在(リュ?ギルジェ)統一部長官に相応する北朝鮮首席代表として閣僚級の金養建(キム?ヤンゴン)朝鮮労働党統一戦線部長の出席を求めたが、北朝鮮は「上級当局者」とだけ繰り返した。

 会談の議題でも食い違いがありそうだ。韓国政府は開城工業団地の正常化と金剛山観光再開、離散家族再会の解決を図ろうとするが、開城工業団地と金剛山観光はたやすい問題ではない。韓国はまた、何らかの形で北朝鮮の非核化問題も取り上げる方針だ。

 これに対し北朝鮮は、開城工業団地と金剛山観光、離散家族問題に加え、南北共同宣言(6?15宣言)と南北共同声明(7?4共同声明)の共同記念行事、民間の往来?接触、協力事業推進などをまとめて解決するよう求めると予想される。

 北朝鮮訪問団が朴大統領を表敬訪問するかも決まっていない。金統一戦線部長が首席代表を務めるかどうかにもよるが、現時点で可能性は高くないとみられている。




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