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【会津野】宿屋と人工知能

2016年08月07日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

連日、暑い日が続く会津野です。

みなさん、人工知能(AI)って興味ありますか?

先日、「人工知能と経済の未来」(井上智洋著)を読んでみました。

実に面白い書籍でした。

詳しい中身は書籍に譲るとして、最も気になる人にしか出来ず人工知能に出来ないことは何かということは、著者はCMHという3つの頭文字を取り、C=Criativity、M=Management、H=Hospitalityの3つだと表現されていました。

宿の中に、AIが作った小説(AIにも応募資格がある星新一賞のうち公表されている作品)を置いているのですが、読まれた方は一様に「たいしたことないね」という感想を持たれます。この小説は、この本でも言及されていましたが、人がかなり構想したものをAIが最後に仕上げしたもので、私も小説を書くAIってまだたいしたことないなと感じているところです。

文章表現をする上で、事前にその記述の背景を調べたり、布石を打ったりすることは、どうやら今のAIには無理なようで、そういうところに人の優位性があると記されていました。これが「Criativity=創造」の分野です。

「Management=経営」は、AIを所有して事業を行うこと。

「Hospitality=おもてなし」は、相手の感情や感じ方を察知し機敏に対応を変化させること、です。

昨年あたりから民泊ウォッチャーとなっている自分がここにいますが、先日、ウォッチ中に民泊に参入するIT企業「リバティ=静岡市」という企業を知りました。この会社のHPによると、小さな規模の宿屋の作業のうち、ITで代用出来るものを提供し、経営者は人がやらなければならないことに徹しろというようなことを記されていました。いまのところ、人工知能というよりは、宿屋の仕事のうち現在のITで出来るものを提供しますよというくらいのものだと感じます。しかし、この本を読んだら、宿屋の将来の経営を考え、事業の内容を少しづつ最終的なAIへ向けて移行していく必要性を感じ、そろそろ手をつけなくてはならないと思いました。

創造とおもてなしについては、世の中の動きを察知し、旅行者にとり有用な情報提供をしつつ、旅行者それぞれの志向にあったおもてなしを現場で実行する必要を強く感じたところです。なので、この2つは現在の方向性でOK。

人工知能にしてやられる(ディストピア)か、人工知能をうまく使う(ユートピア)のどちらを選択するかは、これから2030年頃までの準備次第で大きな分岐点を迎えます。

宿屋の予約エンジンは、最適化されたAIが担うことになるでしょう。そして、送り迎えや道案内もAIや自動運転車が担うでしょう。お食事の調理もAIが担うかもしれません。お掃除もAI登載のロボットになるでしょう。

私は、人工知能の到来がとても楽しみでなりません。我々がもっとも人らしく生きる事が出来る世の中が来るのですから。

今日も素晴らしい一日を過ごしましょう。

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