会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

「旅行券」コンビニと宿泊予約サイトあれこれ

2015年04月23日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

気温9℃、晴れた朝です。遠くには雪をかぶった飯豊連邦が姿を見せています。

さて、福島県が、6月1日から旅行券の販売をします。2月に報道発表があり、具体的な内容がだんだんと決まってきました。

この事業は、国の地方創生予算を活用し、旅行券を半額で販売して地方を活性化させようというものです。私達の仕事におおいに関係があるので、あれこれと情報収集しながら、忙しく準備を進めています。

ちまたには、多くの宿泊予約サイトがあります。今回は楽天トラベル・じゃらん・Yahoo!トラベル・るるぶトラベルの4社が、この事業に参加すると報道発表されています。予約システムでは、宿泊予約をした方に半額分の割引クーポンという形式で発行するとのことです。

この他に、コンビニで例えば6000円の旅行券を半額の3000円で販売もします。

今回の旅行券は、2万円、1万円、6千円の3種類が発行され、それぞれ券面額以上の宿泊費の利用に使えるというものです。つまり、6千円未満の宿泊費の宿は適用になりません。私たちの宿の場合、ジャスト6千円の宿泊プランを考えるのがお客さんにとっても一番良さそうです。

なので、まずは6千円でお客さんが満足いく内容のプランニングを進めています。

同時に、コンビニ販売の旅行券の利用可能な宿泊事業所がエントリー制になるようなので、そのエントリー受付の公募を見逃さないよう、毎日、県のホームページをチェックするルーチンワークを自分に義務付けしました。

さらに、4社の宿泊予約サイトで品出しをする準備をしています。

補助金は必ず予算の範囲で執行される性質があるため、各社に事前に販売額を割り当てることが想定されます。顧客に有効に使っていただくためには、最も利用の少ない予約サイトの方が、結果的にお客さんの利用機会が一番多くなるだろうと思います。そこで、2社に狙いをつけてまずは資料請求から開始。

会社が特定されないように、ここでは、A社、B社などと記します。

A社、B社それぞれのWebにアクセスし、「宿泊事業者の皆様へ~」というようなページを探します。A社はすぐに見つかり、サクサクっと資料請求をすると、早速営業担当者から電話がかかってきました。福島県の旅行券に関するシステム対応の情報を聴き出そうとしたものの、的を得た答えが帰ってきません。営業さんは、各地方が進める政策事業を全く知らないようでしたが、福島ローカルの政策についての対応を聞き出すのには無理があったのかも知れません。

B社にアクセスすると、こちらは資料請求フォームのページが動作不良で動いていませんでした。問い合わせページから連絡を取ったものの、システムを調べるというメールの返答があっただけで、商品の仕入先を開拓する気概が全く感じられません。残念ですが、顧客に対しても商品を売ろうという気概があまりないと思わされたことと、システム動作に不具合があるのでは商品販売が出来ないので、こちらはボツにしました。

☆☆☆

ふるさと納税に関する国会中継を冬の除雪中に聴いていたとき、ふるさと納税に対する返礼品がエスカレートし問題になっていることが議論されていました。納税金額に応じて商品券を贈る自治体もあるらしく、ここに納税をし、商品券をもらったら換金するという手口で、納税額を減らす方がいると指摘されていました。それに対し、「こういう換金性の高いものを扱う事業を精査する」という担当大臣の答弁がありました。

今回の旅行券事業は、商品券のように券面の金額だけを示す形で発行することになったら、必ずやオークションサイトなどに出品し、利ざやを稼ぐ方が出ることになるでしょう。だからと言って、転売禁止の対策を取ろうにも、難しいだろうと思います。

東京駅開業100周年記念Suicaのように購入希望者が殺到し、コンビニでの販売は、早い時期に予算に達し販売終了となるかも知れません。ただ、転売するにも上限がおのずと決まっているものなので、そうならないかも知れません。どちらにしても、旅行券を使って旅行する顧客にとって、面倒なことにならないと良いですね。

このように、様々な混乱があるかも知れませんが、結果として顧客の皆様に、有効に地方創生の事業を活用していただく方法はなにが良いのかと考えながら、しばし仕事を進めて行きたいと思っております。

今日も楽しく過ごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
※ご予約は、旅人宿会津野ホームページにて承ります。

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 署名記事を書くには勇気がい... | トップ | 災害食の生産基地 »

あわせて読む