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【会津野】閉鎖的?解放的?

2017年07月14日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨日、富山県に本拠地のある不二越社長の発言が物議を呼んでいるとのニュースがありました。

内容は、「富山で生まれ育った人材は閉鎖的なので極力採用しない」というもの。

この「閉鎖的」という言葉。開放的か閉鎖的かは、他との比較の問題なので、「他地域の人材と比較して」という言葉がここでは省略されています。

そこで、比較を試みるために閉鎖的ランキングみたいなものはないかと調べてみると、残念ながら明確なランキングは存在しません。yahoo!知恵袋のようなサイトを見ると、断片的ではありますが、京都の閉鎖性と、東京の開放性が多く見つかります。

プレジデントオンラインに「47都道府県別・県民性大図鑑」というのがありました。

富山県を読んでみると、「商売上手で合理主義。貯めて貯めて貯めまくる越中強盗。」なんて文字が踊ります。

今回の発言は企業トップのものですから、従業員に給与として払ったものが、市場を巡り巡って自社の業績を持ち上げる効果を考えないはずはありません。越中強盗などと言われるように、稼いだカネを貯め込み、持ち家率日本一に輝く県民性です。富山では、カネが回らない。こういう県民性を持つ従業員を雇うと、自社の文化もそうなってしまいます。内部留保は増やそうとするものの、新規事業には手を出さない。そんな保守性の強い会社になってしまう懸念があるからではないかと、私は想像します。

商売をしていると、日本の閉鎖的地域というものは、感覚的に分かってきます。新しい商品や事業に手を出さず、がっちりと資産を貯めこむ消費者ばかりの街では、あまり商売がうまくいきません。いずれ、顧客を地域外に求めざるを得なくなり、次は、商売拠点そのものを地域外に出してしまうことになる。不二越の場合も、本社を東京に移すとのことなので、たぶんそういうことなのでしょう。

 

さて、昨今の森友学園、加計学園問題を見ていると、政治家と公務員は、いったい誰のために仕事をしているのかということに疑いを感じてしまいます。

お友達内閣やおカネを継続的に公費から受け取る学園特権の温存ばかりが目立ち、主権者を排他する閉鎖的行政、閉鎖的政治に見えてしまいます。

主権者は、商売人と同じように肌でこういうことを感じるので、なるべく行政から距離を置く政策を求めるようになってきています。

このまま行政や政治の議論が透明化(開放)されなければ、生活保護や各種給付の支給判断を行政から切り離す「ベーシックインカム制度」の議論が盛り上がってくるのではないかと思います。

もしベーシックインカムが実現する社会になれば、最低限の生活が保障されるので、貯めこむ行動をする人はなお一層「貯め込み」に拍車がかかります。最低限の保障を得ることにより余剰となる資金を新たな分野の事業につぎ込む人々は、次々と開放的な市場へと移ることでしょう。

 

このように、閉鎖的、開放的問題は、この先さらに分断が大きくなっていくことでしょう。

会社の経営者には、こういうことが見えている方が多い。

今回の不二越社長の発言も、ベースにこういう未来予測があるのではないかと、私は感じています。

 

今日も素敵な一日を「大事に」過ごしましょう。

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