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【会津野】小説「希望の国のエクソダス」

2015年08月17日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

朝から雨が降っています。気温22℃の会津野では、田んぼの稲穂が垂れ下がってきました。稲が順調に育っています。

小説「希望の国のエクソダス」(村上龍著)を読みました。2000年に出版されたもので、15年前の書籍です。中学生を主人公とし、近未来を描いた小説で、中学生の名セリフ「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない。」という文があります。

バブルが崩壊し、日本の経済成長が鈍化して10年くらいで書かれたこのときでも、希望を持てない社会が続いていました。それから15年たった現在でも、その状況はあまり変わりません。小説では、希望を持てないとそのときどきの小さな幸せを大事にし、将来への欲を持たない中学生のことが描かれています。

かつて「負け組」という言葉で示された層は、従来の競争社会から一線を画し、欲を持たずに小さな幸せを大事にしながら生きていく。そんな大人たちが多くなりました。近未来で描かれたことは、多少形が異なるところもあるものの、大きな考え方は小説のとおりになっています。

素晴らしい小説に出会いました。雨の日には、こういう小説を読むのも良いですね。

今日もすてきな一日を過ごしましょう。

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