会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

【会津野】宿のお値段のこと

2015年10月31日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨日の雨があがり、曇った6℃の朝です。

今日は宿のお値段のことを考えてみましょう。

まず、コストの積み上げをしてみます。コストのかかるベスト3は、水道光熱費、減価償却費、人件費です。宿は、施設がなければできませんので、初期投資にかかったものを耐用年数に応じて償却するのが減価償却です。

その他、経費比較的大きいのは、ガソリン代と通信費、消耗品費くらいでしょうか。

宿の基本的なサービスは、宿泊サービスおよび食事です。プラスアルファとして、送迎などのサービスがあります。送迎にかかるコストは、宿泊のお値段の中に含まれているのが実際です。日本では白タク営業ができないので、送迎を有償とすることは道路運送法により違法となります。道路運送法では、最寄りの駅またはバス停留所等を超える範囲の送迎や、観光地を周遊するような送迎は、有償無償を問わずできないことになっています。なので、宿が出来ることは、公共交通手段の不備や不便さを補うために、送迎コストを含んだ宿泊料とし、送迎は無償で最寄りの駅までということになります。

有償運送のことについては、秋田県バス協会のHPに詳しく載っていますので貼っておきます。

この送迎をしないと、自動車の減価償却費とガソリン代が大きく減ります。それにより、宿のお値段を下げることができます。

自家用車などで旅行される方々は、こういう送迎を必要としません。しかし、以上の理由からこのコストを知らず知らずのうちに払っていることになります。

送迎を必要としない都市部の宿などでは、このコストは発生しません。しかし、このような場合、自家用車での旅行者は、駐車場代というコストがかかります。駐車場台は、公共交通手段を用いた旅行者は負担しないものです。

だんだんと公共交通が不便になる昨今、自家用車などで旅行することは、余計なコスト負担をさせられることが多くなっているのです。

昭和の高度成長期から平成の初頭までは、自家用車を所有する方が増える社会でしたが、現在はどんどん減っています。

モノを個人で所有するのではなく、シェアすることの方が、どんどん経済的になってきているからです。

先日のニュースで、交通が貧弱な地域では、白タク営業ができるようになる規制緩和を行うよう安倍総理が指示したことが報じられました。

これも、シェアの方向性を具現化させるものです。

この規制緩和が社会ではじまると、宿の送迎コストを宿泊料から切り離し、送迎料を別立て=白タク事業にすることができます。

本来は、送迎業務を分業化して、規制緩和によりコスト安となる新規タクシー事業へと統合する方が健全でしょう。

オリンピックの頃までに、健全な白タクを便利に使えるようになると良いですね。

しかし、airbnbUberは、現代の黒船ですネ。

今日もすてきな一日を過ごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
※ご予約は、旅人宿会津野ホームページにて承ります。

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【会津野】今シーズンは11... | トップ | 【会津野】SLフィーバーも今... »

宿主からのブログ」カテゴリの最新記事