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知的な時間の過ごし方あれこれ

2015年04月21日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨日、会津若松市の鶴ケ城へ行ってきました。まさに満開の桜に囲まれ、おだやかな時間をいただきました。

今朝は、雨上がりの会津野です。気温は9℃、毎朝あたたかくなってきています。

「知的生活・楽しみのヒント」(渡辺昇一・林望共著)を読んでみました。お二人とも学者さんですので、学者としての知的な時間の過ごし方が記されていて、知らない世界を知ったような気がしました。

特に印象に残ったのは、「相続税を撤廃しなければ亡国に至る」というところです。様々な文化的資料は、過去の学者さんたちの私有財産として残ることが多いとのこと。残された膨大な資料について、相続により価値あるものをお金に換算し課税がされてしまう。そういうものは、正当な価値で売り払うことが難しかったり、換金出来ずに処分されてしまうことも多いのだそうだ。

この学者さんたちの主張とは別の視点で相続税を考えてみると、裕福な家に生まれた人は、このように相続税が撤廃されれば、よほどの散財家でなければ多くの財産を引き継げることになる。だとすると、昔のように身分の固定化につながるような気がします。その場合、努力をしても報われないと考えてしまう層と裕福な層の間に問題が発生するでしょう。

そう言えば先日の夜の話題で、「経済成長は、金持ちをさらに金持ちにさせるほうが良い結果となる」という話題がありました。「経済成長=GDPを伸ばすこと」という考えにおいては、生産性の高い部分を集中して伸ばした方がGDPの数字は大きくなりやすい。その結果、格差が生じてしまうことになるから、同時に分配を考えなくてはならないというのが、その夜の話題でした。その晩は、大真面目な社会問題についてで盛り上がりました。

税は、社会における再分配の機能もあるので、やはり必要であるものの、知的財産を構成する資料類の相続については、後に続く研究者たちの資料を保存できるような仕組みがあれば良いだろうなと思いました。

しかし、書籍類は私有財産として、本に赤線を引いたりというように自由に活用しなければ本質的な活用が難しいとも著者たちは言います。

この本は図書館で借りた本なので、さすがに赤線は引けませんでしたが、こうやって感じたことをブログに残すという作業をしておけば、少しは後世に貢献できるような気もしています。

毎朝のブログを書き始めて半年になりますが、こういう知的な時間の過ごし方に近頃喜びを覚えています。本を読んだり、映画を観たりしてブログを書く。これも立派な知的な時間の過ごし方ですよね。

今日も楽しく過ごしましょう。

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