会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

地域の消滅ってどういうことなのだろうか

2015年04月07日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

会津野は気温+5℃、雨上がりで曇っている北風の強い朝です。

昨日は、小学校・中学校で入学式が行われました。我が子も希望いっぱいの晴れ姿で、今朝も早起きして、学校へ行く準備をしていました。

過疎・少子化を発端として、増田リポートに示されたような地域の消滅に至らないよう、日本各地で地方創生のさまざまな試みが行われています。そもそも地方消滅って、いったいどういうことなのでしょうか。そんな話を、先日お泊りになった旅人さんと語り合いました。

その旅人さんは、限界集落にルーツを持たれる方です。ふるさとが、1日2便あった定期バス路線が廃止されてから、過疎がより一層激しく進んだこと。バス路線の採算悪化で普通車を使用した運行への転換で地域がどう変わったか。さらに災害などで鉄道路線が被害を受け、そのまま廃線になってしまったところがどう変わったか。旅を通じ、さまざまなことを見てきてこられたようです。

入学式が終わり新学期がスタートしたというのに、JR只見線は、2011年の豪雨災害の不通区間の他に、定期運行区間である「大白川~只見」間が2月中旬から「なだれの恐れ」という理由で不通になっています。この区間は、新潟県・福島県の県境に位置し、この間に居住する住民がいない地域です。戦後の発電用ダム建設により、それまで存在した集落が移転し、住民がいなくなった過去があるところです。もともと住民がいない地域に昭和46年に開通したこの区間は、誰も地域住民がいないところへの路線だったことから、路線開通による新たな需要の掘り起こしは成果を得ずに、だんだんと休止へ向け舵が取られているのが現実です。

日本全国を俯瞰すれば、過疎地域で生業を創出するという試みが行われている地域もあります。まだ地域住民が存在するうちに、こういった取り組みを行わないと、いずれこの区間のようになってしまう。裏を返せば、知恵を働かせることにより、無尽蔵の資源が活用されずに残っているとも言えます。

若い旅人さんたちに、ぜひ、こういうところを旅して何かを感じ取っていただきたいと近頃思っています。日本にも、まだまだフロンティアとなるべき存在がありそうです。

今日も楽しく過ごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
※ご予約は、旅人宿会津野ホームページにて承ります。

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 福島県30ヶ所のコードF-5 | トップ | 昭和の北海道日本海側の様子 »

あわせて読む