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【会津野】ブロックチェーンが与える社会変化とは?

2016年09月13日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

9月11日の日曜日から、日経新聞で「広がるブロックチェーン」という連載がはじまりました。

今年2016年は、「ブロックチェーン技術」、「IoT(モノのインターネット)」という言葉が頻繁に社会で現れるようになってきました。

新聞の連載1回目では、ブロックチェーン技術を使い中央管理型サーバから分散管理型システムへ変化するということを簡単に説明し、社会での展開可能性を述べています。

そこでは、経済学者の野口悠紀雄氏の発言として、「楽天やアマゾンドットコムなどの電子商取引業者は滅ぶ」と書かれています。

いままでは「ビットコイン」などの通貨的価値を持つものを、現存の通貨発行管理を行う日本銀行と比較した言論が目立ちました。ビットコインは、通貨発行量の上限を規定し、所有や発行の状況を無限と言っても良いほどのみんなが持つスマホなどのコンピュータを使ってブロックチェーンで行うというものです。一方、現存通貨は、日本銀行が金融緩和などの政策で通貨発行量を適宜定め管理し、発行権限を独占するものです。

通貨発行量の上限が決まっているものの、発行主体が限定されず、誰でもが通貨を発行出来るということがどういう変化をもたらすのか、そんなことを考えさせる言論でした。

近頃は、ブロックチェーン技術を用いれば、あらゆる発行物や製作物の所有状況を分散して管理出来るということから、オカネであれば発行者から需要者へ、モノであれば製作者から消費者へと、中間業者を経由すること無く経済活動が行える言論へと変わってきました。

これが、野口氏の言う「電子取引業者は滅ぶ」ということなのでしょうか。

本日の連載2回目では、オートバックスセブンが予定している中古品事業のブロックチェーン管理のことが報じられていました。

自動車用品の実店舗を持つ販売店は、いわゆる中間業者であるものの、野口氏の言う電子商取引業者ではありません。しかし、中古品提供者と購入者をつなぐ場所を、実店舗にする必要性があまりわからない記事でした。

これは私の肌感覚と断ったうえでもことですが、かつて古本業界で急成長したブックオフは、近頃店舗縮小の傾向にあります。会津の店舗もわずか2店舗だけになってしまいました。一方、アマゾンドットコムのマーケットプレイスで私が出品する古本は、売れる量が毎年増えています。

つまり、ここでは中古品をつなぐ実店舗は縮小し、電子商取引が増えるという、自動車用中古品とは逆の流れが起きています。

オカネは消耗などで価値が毀損しても、新品に取り替えられますが、モノは消費で価値を失ったら捨てられてしまい、管理をする必要がなくなるものも多数存在します。

耐久消費財について、誰でもがモノの供給側と需要側になれる時代をもたらし、モノの管理をブロックチェーンが行うという変化が起きるのでしょうが、行き着く商形態を考えるにはまだまだわからない要素がたくさんありそうです。ただ、在庫管理という言葉が死語になる日がやってくるであろうことくらいは想像できます。しばしいろんな言論を読みながらの勉強が続くときのようですね。

「ブロックチェーンの衝撃」(ビットバンク株式会社&『ブロックチェンの衝撃』編集委員会)を読みながら、秋の夜長を過ごしています。

今日も素晴らしい一日を過ごしましょう。

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