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【会津野】時代考証って必要だね

2015年10月28日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨日からJR只見線にSLが走っています。今朝は雨、11℃の会津野です。

堅い堅い本を読みました。開沼博著「『フクシマ』論」です。

著者が震災・原発事故前に東京大学大学院に在学中のときに書いた論文に、震災後に少し文章を加えた内容になっています。

論旨は、

(1)1895年から1945年までの外の植民地を求める「外へのコロナイゼーション」

(2)1945年から1995年までの「内へのコロナイゼーション」

(3)1995年以降の地方が自ら求める中央への服従

といった時代変化とともに、福島県浜通り地方の地域としての「原子力ムラ」の各時代の状況と、政・学・産などの<原子力ムラ>についてを詳しく述べています。

最後には、1879年の琉球処分から1895年の台湾総督府開庁までの16年間をプレ戦争期(黎明期)ととらえ、(1)の期間を戦争期、(2)を成長期、(3)をポスト成長期とし、特に(3)は「内へのコロナイゼーション」の薄暮期と考えています。

琉球処分から遡ること11年前の1868年には、明治維新がありました。1995年から16年後の2011年には震災・原発事故がありました。さらに11年後の2022年は、東京オリンピックを過ぎて、新しい時代の幕開けになるかもしれません。

単なる数字あわせではなく、時代の考証をすすめ、事実をしっかりととらえることは、これからの進路をはかるうえでとても勉強になります。

先日の新聞に、ネット予約サイトを用いた新時代経営とインバウンドの取り込みへの変化についていけない宿屋に、国内格差が助長されているという記事がありました。

「『フクシマ』論」のように、宿屋の変遷も、しっかりと時代考証する必要がありそうです。

今日もすてきな一日を過ごしましょう。

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