会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

【会津野】「只見線敷設の歴史」から見える未来

2015年10月04日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨晩は、結構な雨が降りました。雨上がりのくもり空、13℃の会津野です。

たんぼの稲刈りが進んでいます。刈り取られたあとに残る稲わらが横たわっています。

Facebookで知人が紹介していた「只見線施設の歴史」(一城楓汰著)を読みました。古事記に記されている「会津」の始まりから、大変長い間の歴史的考察をし、「いま」の課題を導き出しています。ちょっと長いですが、集大成の部分を紹介します。

「不通区間を生じてしまった只見線が抱える問題は深く、かつ、答えなど容易に出ないものだが、一つだけ言えることは、"元にように戻しても意味がない"、ということだ。抱えた問題にも、意味も理由もあるからである。しかし未来は、常に創造するしかないのである。ここはひとつ、過去の歴史を振り返り、その上で、この先どのような思いを込めて鉄道資産を守っていくのかを考える必要があろう。只見線は、それがわずか一区間であったとしても、決して無くしてはならない。先人たちの思いを無駄にしてはならないのである。只見線敷設の歴史は、只見線運行の歴史の一部として、今も続いているのだ。」

不通区間となっている会津川口ー只見間がどのように開通したかは本文に譲りますが、この区間の地域資源はなんと言っても「水」というエネルギー資源です。

この「水」からの生産物を得るための建設資材運送を始まりとし、生産物の搬出が別ルートで行われる「電力」という生産物は、結果的に地域を置き去りにしています。鉄道会社は、電力との親和性が高い事業体です。地域の生産物の集荷を行う「駅」(電力の集積地)を設置し、「線」である「路線」がそれを運ぶ。消費地でも「駅」機能を発揮し、消費地域に生産物の「配電」を行う。このような未来を創造するための材料はもうすでに揃っています。先人たちは、ある目的を成し遂げようとする有しの集まり「期成会」を起こし、地域を運営してきました。あとはやるかやらないかの選択だけ。3・11という歴史を超え、こういう形がこの地域に適切な未来像のような気がします。

今日もすてきな一日を過ごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
※ご予約は、旅人宿会津野ホームページにて承ります。

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【会津野】選択縁づきあい「... | トップ | 【会津野】日常の中にこそ未... »

宿主からのブログ」カテゴリの最新記事