会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

【会津野】人工知能が書く記事

2017年02月05日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

みなさん、人工知能が新聞記事を書くようになるのをご存知でしょうか。

完全自動「決算サマリー」というものがあります。

これは、日本経済新聞社と東京大学などの共同研究から生まれたものです。現在はベータ版の段階ですが、近いうちに正規版がリリースされるでしょう。

どんなことをするものかと言えば、企業が発表する決算データをもとに、人工知能が売上や利益などの数字、さらにその背景などの文章を自動作成し、記事として配信するものです。

そこには、ヒトのチェックが入らず、完全自動というのが驚くところです。

さて、今朝の日経朝刊を見ると、「規制改革会議 ライドシェア解禁検討」という記事が載っています。

内容は、民泊のように、個人の所有物を使っていない時間に、貸出を行ってビジネスをしようということです。これを自家用車で行うのが、ライドシェアです。旅館に対する民泊と同じように、タクシー、あるいは、レンタカーと相対するものと捉えればよいだろうと思います。

さあ、この記事を読んでいくと、東京都内のタクシー初乗り運賃が引き下げられた背景が記されています。

記事のきっかけは、規制改革会議の内容です。記事は、なんらかの発表データを元に書かれたものなのでしょう。政府機関などの発表データと、初乗り運賃引き下げを人工知能が結びつけを行うには、関係しそうなタクシー関係のデータのうち、どれを選択して採用するかを判断しなければなりません。タクシー関連の記事といえば、タクシー勤務者の給与のことだとか、交通事故のニュース、お客さんとのトラブルなど、多岐に渡るデータが存在します。

今回のように、そのうちの、初乗り運賃引き下げを結びつけることは、現在の人工知能には、ちょっと無理のような気がします。

私の感覚ですが、今回の記事は人間様が書かれた記事でしょう。

ただ、政府発表のような定時的で定型的なものであれば、完全自動決算サマリーのように、「完全自動政府ウォッチング」のような人工知能が開発されるのも、時間の問題でしょう。

さらに、読み手の興味・関心を忖度した記事の自動配信人工知能も開発されるでしょう。

ゆくゆくは、個人ごとにカスタマイズされた新聞が配信される時代がくるのでしょか。

でも、100年先の2117年の人々が2017年の出来事を調べようとしたとき、大変な苦労を強いられるような気もするし、100年前と言わずに、記録がある全てのことを人工知能が学習するから、ヒトはもうそんなことを調べる必要がなくなるのか?

いま、「地球の歴史」(鎌田浩毅著)という大作を読んでいるのですが、このようなビッグバンから現在までを共通した視座で語るビッグヒストリーも、人工知能は学習しますよね。

記録がなくても、ビッグバンのような一度きりの大きな出来事さえ起こらなければ、すべて人工知能が解決できる世の中になるのか?

完全自動決算サマリーは、そんなことを考えさせれる人工知能でした。

今日も素敵な一日を過ごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
※ご予約は、旅人宿会津野ホームページにて承ります。

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【会津野】書籍「『地球の歩... | トップ | 【会津野】旅言葉でいう「沈没」 »

あわせて読む