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【会津野】暗黙の了解とはなんぞや

2017年04月18日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

引き続き、「社会契約論」(重田園江著)を読んでおります。

今日は、【会津野】契約とないったいなんぞやの続きです。

ホッブスに続き、ヒュームの章を読むと、「コンヴェンション」という言葉が出てきます。

ホッブスの社会契約論と、ヒュームのコンヴェンションの対比をまとめた良い表があります。

★ ★ ★

 

コンヴェンション

社会契約

社会生活

すでに一定程度成立

バラバラの自然状態から作る

成立の形式

言葉がなくてもよい

定型化された言葉か意志表示

相手との関係

期待に応えることを予測

約束を交わせるかどうか不確実

秩序の成り立ち

意図の読み合いとその成功

秩序が成立するかどうか予測不能

秩序生成に必要な時間

一定の時間をかけて徐々に秩序が生成する

一度きりの約束で一気に秩序が生成する

★ ★ ★

ヒュームは、政治社会には約束はないと言い、あるのはコンヴェンションだといいます。

我々の用いる「暗黙の了解」に近い感じです。

ただ、重田園江さんは、この暗黙の了解とは違う形の政治体制がこの世界に存立しうる、という。

ヒュームは、論理的に矛盾しているように感じるけれど、根源的なはじまりには約束があったとも言う。

現実の社会は、剣と刀による支配が実際だ。根源的な約束の上で、コンヴェンションによる社会形成が行われたとしたなら、剣と刀による支配とは、征服におびえる社会であっただけなのだろうか。

次に出てくるルソーは、この問いに応えた思想家だと予告を出して、この章は終わります。

今日も素敵な一日を過ごしましょう。

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