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無線送電あれこれ

2015年03月13日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

会津野は雪、気温−3℃の朝です。

昨晩は20cmほどの積雪でした。除雪していない場所は、80cmくらいの積雪です。

「無線送電」のニュースを見つけました。

現在、電力は電線を通じて発電所から消費場所へ送られる仕組みですが、送電する際に、電線ではなく、空中をマイクロ波と呼ばれる電波を使って送電しようというのが、無線送電です。

むかしむかしの少年時代、アマチュア無線に興味を持ったとき、ゲルマニウムラジオ(鉱石ラジオ)というものを作りました。このラジオは、放送局から送られてくる電波のエネルギーから、耳で聴くために必要な周波数を取り出し、イヤホンで聴くものです。放送の電波塔から数キロメートル以内であれば、電波塔から送出されるエネルギーだけで受信できるのですが、「かすかに聞こえるゾ!」というのが実感でした。ちなみにこの体験は、当時住んでいた埼玉県川口市で文化放送(送信出力100KW)を約8Km離れた自宅で受信したものです。

さて、今回の実験は、10KWの出力で500m離れた地点のランプが灯いたというもの。ランプが何ワットのものかわかりませんが、ランプですので最高でも100ワット程度かと思われます。

今回の実験は、電子レンジで使用する高周波を用いたとのこと。電子レンジで用いる周波数は1GHzから2GHz程度、私が体験したAMラジオは1134KHzだったので、1000000倍(百万倍)も周波数が違います。周波数が高くなればなるほど、空中での減衰が大きくなるので、送信する目標へ向け、ビーム状に無駄な電波を発しないように送信しなければなりません。それでも、10KW(1万ワット)のうち9900ワットのエネルギーは空中へ逃げてしまったと思われるので、これがすごい研究成果なのか?と言われると、意味あるの?と疑いたくなります。

マイクロ波10KWの電力は、無線家からすると、ものすごく怖さを感じます。

これもむかしむかしの話ですが、無線にのめり込んで当時のフロンティアであった50MHzで高出力で楽しむ方々がたくさんおりました。無線家は電波の発信源の間近にいるものですから、電磁波をたくさん浴びます。その結果、染色体異常を引き起こして、何故か女の子しか子供が生まれないということがたくさん起きました。これは原因が特定されたことではありませんが、実体験として「高周波の高出力は危ない」ということを、キョウレツに感じさせるものでした。

電力を無線で送ることは、災害時や離島など、電線を引きにくい状況では有効な点が認められるでしょうが、送電の途中の空間では、とてつもなく電磁波が強くなることが起きるので、そこにヒトや動物(つまり生体)が近づかないような対策が必要になると思います。

近頃あちらこちらに普及してきたWiFiは、2.4GHzおよび5GHzの電波を使っています。WiFiルータは0.5W程度の出力のものが多いです。無線局を設置するときに用いる電波防護指針というものがありますが、これを用いて無理やり5GHz/0.5W/無指向性で計算すると、ルータから4m以内に近寄ることは危険という計算結果がでます。

我が家では、子供たちの生活空間から最低でも4mは離すように設置しました。

「無線送電」。人類にとってはとても便利なものと期待されますが、電磁波を撒き散らさないクリーンな方法となるよう研究が続けられることを願いたいものです。それができたら、ノーベル物理学賞候補となってもおかしくないほどの発見になるでしょう。

今日も楽しく過ごしましょう。

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