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【会津野】書籍「飼い喰い」

2017年06月19日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

先週金曜日のエントリー【会津野】書籍「漂うままに島に着き」にて、「飼い喰い~三匹の豚とわたし~」(内澤旬子著)も読みた~いなんて書きましたが、さっそく読んでみました。

内容は、物書きである著者が半年の間、千葉県旭市で3匹の豚を飼い、食べる会を開いて食すまでのお話です。

世の中、BSEや鳥インフルエンザなど、家畜を飼う環境はどんどん厳しさを増しています。管理の行き届く中・大規模の専業農家でなければ、なかなか家畜を事業として飼うのは難しいのが現状です。

しかし、著者は、軒先養豚と呼ばれる人が住む家で豚とともに暮らし、他の生業(この場合は文筆業)と両立することに挑戦します。

思い起こせば、我が家の周りにもこれに近いことをされている方がいらっしゃいます。

"あいかわ百姓市"を主宰なさっている喜多方市の浅見さんや、"ふくしま自然エネルギーサービス"でペレットストーブを販売・設置されている長谷川さんも、軒先養豚をされています。

中規模専業農家と言ってもよいでしょうが、自然環境に配慮し、有機農産物を飼料として養鶏を営む"やますけ農園"さんは、高付加価値のめちゃくちゃ旨い玉子を生産されている。鶏肉については、市場に出さず、自家消費が多いとのことです。

牛は、乳牛と肉牛は飼育が異なるので一概には言えないけれど、生乳をわけていただき、パン作り(これは我が家の生業)の材料として使わせていただいている"福田牧場"が、すぐ近くにある。

会津には、馬の肉である桜肉を食す習慣があるけれど、これは農耕馬を飼っていた頃、タンパク源として農家の方々が食したことの名残りだそうだ。いまは、機械化され、トラクターがその役目を担っているので、残念ながら農耕馬を飼っている風景は見ない。ただ、桜肉文化があるからか、馬肉の加工処理を行う"会津畜産"の工場が町内に立地している。

しかし、一般的に流通している肉である牛・豚・鳥を育てている方々が身近にいる暮らしがある会津というのも、すごいものだとなんだか一人で感心してしまいました。

内澤旬子さんの本の中で、「食べる会」のことが詳しく書いてありました。

生産農家が、一般の人々の口に入る直前までをプロデュースするのは、とても困難なようで、この分野をプロデュースする人材が田舎には必要です。

そのためには、料理を学ばねばならないし、イベント企画能力も必要です。

う~ん、まだまだ勉強が必要だ。。。

でも、「どこで」「だれが」「どんなふうに」生産しているかわからない食品を食べ続けているアーバンライフは、「食」としてなにかおかしさを感じるのは私だけではないはずだ。

ここを、何かの形で解決したいと思う朝でした。

今日も素敵な一日を過ごしましょう。

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